2017年10月19日

今回は、「北海道の地政学」に関して考察してゆこうと思います。


なぜ今、北海道なのか?と言うと、中国人による不動産購入で熱い状態に成っており、また一部の情報では、中国が北海道の釧路港を拠点に、北極海貿易ルートを開拓しようとしているからだ。という話も出てきています。

今日はその点について考察してゆこうと思う。



★米国さえ北海道には軍を入れさせてもらえてない。

日本は、国内に米軍を駐留させているが、実は北海道にだけは立ち入らせてはいない。と言うか米軍基地が有りません

何故か?

それは、もし米軍の海軍基地が北海道のオホーツク海沿岸部出来ようものなら、ロシアのオホーツク海聖域戦略が成立しない状態に成っていしまうからです。

前回の千島列島の地政学でも述べた通り、ロシアのオホーツク海の原子力潜水艦が無力化された場合、米国と相打ちしてでも逆らい得る力を持つモノが居なくなるため、米国が暴走してしまう可能性が有ります。たとえ暴走しなくても、かなり苛烈な要求を世界に対して通せる様になってしまいます。日本としても世界としてもソレは避けたいところです。(もしかしたら米国自体も、その様な国家であると思われる可能性が出てくるため嫌がるかもしれません)

≪現状≫
c2北海道現在
(青=米勢力 赤=中国 緑=ロシア)

★北海貿易ルートの開発

最初にも記しましたが、中国が政府が北海道の釧路港を起点にして、北極海貿易ルートを開拓しようと言う計画を挙げてきました。しかしソレは釧路港を一時的に貿易拠点として活用しようとしているだけなのでしょうか?

不動産の大量購入等を合わせてみると、何か北海道で事を起こそうとしているとも取れてしまいます。



★中国に対する対露戦略支援政策である?

一帯一路構想で北極海ルートを開拓したいので、北海道の釧路港を拠点にしたい。と言うのは表向きの看板で、本心は釧路港を拠点に、ロシアに強制占拠中の北方領土を奪取して、オホーツク海に隠れている原子力潜水艦を炙り出せる状態を維持して、対露外交や戦争を有利に進めれる様にしたい。と言うのが本音ではないだろうか?


≪もし現状のまま、中国が北海道を手に入れたら≫
c2北海道IF改

日本は米軍さえ北海道に駐留させてないのに、中国軍を招き入れる可能性を示唆させる行動を取っている。と言う事は、中国の対露戦線に対して援助しますよ。と言っている様なもので、間接的に対露圧力となるのでは無いでしょうか?

つまり現在、日本は中国資本を北海道に入れる様な経済政策を行っているが、中国を利用したロシアに対する圧力の一端かと解釈もできるのです。


----------------------

以上を持って北海道の地政学の考察をさせていただきました。なおこの考察以外にも中国は北海道を手に入れる事によって、米国アラスカへの侵攻ルートを手に入れる事も出来る。と言う考えも付け加えさせてもらいます。


北海道に関してはこれ以上記述する事は現時点では無いので、このくらいで筆をおかせていただきます。


本日はココまで!


面白かったらランキングボタンをクリック

人気ブログランキング


2017年10月18日

中韓スワップの続報が聞こえてこないんだが……

もしかして飛ばしだったのかなと、思い始めています。

もしそうだったら、韓国の副首相の言った言葉で世界が混乱させられた事になる。
……まあ、そういう事は無いとは思いますが、韓国だからな~?

しかし、今回のスワップ騒動、中国側の視点から見た場合には、なぜ中国が何も言わないのかが少しだけ分かります。それは、ロシアを意識しているため中韓スワップを行った事を言わないようにしているのかもしれない、と言う考察です。

このブログでは何度も書いている様に、中露は本質的には敵同士です。中国から見たロシアが北朝鮮情勢に介入を深めている現在、中国としては対米威嚇行為をしている北朝鮮に対して表立って、支援をする訳には行かない状態が続いています。

ロシアよりも先に多くの対北支援を行ってしまった中国ですが、米国の手前これ以上、北朝鮮を支援するわけにもいかず、支援を縮小しなければなりませんでした。

だからと言って北朝鮮がロシアの勢力圏に入ってしまえば、満州の包囲が完成してしまうために、韓国を引き込む事によって、その包囲網が完成しない様にしなければなりません。

この事は前回にも書きましたが、逆にロシアの側から見た反応をブログ主は、書いていませんでした。

このブログを見ている皆さんがロシアの指導者の立場になったつもりで考えてみてください。あなたがもし、中国を潜在的な敵国だと認識している場合、北朝鮮を味方に引き込んでいる最中に、中国が韓国を支配下に置いたとも思える協定等が結ばれた場合、どう思いますか?

当然、中国がロシアとの戦争の可能性を考えて外交を行っている、と考えてしまうでしょう。

そして更に、その様に考えた中国の指導者の立場に立ってみてください。もしそのような考えをロシアの指導者達に抱かれたら、両国の関係が更に危険な状態と成ってしまうと考えるのでは無いでしょうか?

その様に考えれば、中国の「中韓スワップ再集結」を海外に報道しないのは、ロシアとの緊張関係を作りたくないと言うメッセージとも言えるのでは無いでしょうか。


そして、もう一つの可能性としては、純粋に中韓のみの関係で、いつ裏切るかどうかが分からない韓国に対して、いつ裏切られても約束を破れるように中韓スワップ再集結を口約束だけにとどめている可能性も有ります。

更に、それ以外にも外部には言えない密約を行っているため、協定を結んだとしても明文化した文章を外部に明かせない状態にある可能性も有ります。


------------------

とまあ、スワップの続報が聞こえてこないだけで、これだけの事が考察できるのだが皆さんはどの様に感じただろう。

一応、今回の記事は、「中韓スワップを地政学で見る」から数日たったので、その補足として書かせてもらいました。ブログ主としては、自分達の行った政策が、例え他国から頼まれた対応的な政策とは言え、また別の他国から見たらどの様な行動を行おうとしているのかを疑われかねないと言う事を考えた方が良い。と言う一例として心に留めて置いて欲しい、と言う事を言いたかっただけです。

まあ、こんな考察を書きましたが、中国政府が本当にタダ単に世界に対して言う気が無いだけと言う可能性も有りますので、一つの考察と言うのを理解した上で受け取ってください。

今回はココまでとなります。


面白かったらランキングボタンをクリック

人気ブログランキング


2017年10月17日

今回のお題は「地政学から見る北方領土問題」と成ります。


北方領土問題とは、何でしょうか。第二次世界対戦終結直前に、ロシア(当時のソビエト)が日本との日ソ中立条約を一方的に破棄して侵略した後に、今もなお不法占拠している日本固有の領土である。

ロシアは、「第二次大戦で勝利した上での、正当な権利である」と言っているが、国際法的に見て、一方的な侵略以外の如何なるモノでも無い。(こちらの方を参照)



★千島列島はなぜ重要なのか?

「千島列島はなぜ重要なのか?」と言うと、海洋勢力(英米)にとっては、大陸勢力を海洋に進出させないための防壁となります。そして大陸国家(ソビエト・ロシア)にとっては、海洋に進出するための橋頭堡となるからです。

また核戦力を持つに行ったった現在では、ロシアがオホーツク海を核ミサイル搭載の原子力潜水艦の聖域とするために、海洋勢力をオホーツク海に侵入させない為の防壁とも成っています。

つまりロシアが米国に対して、核ミサイルの応酬による相互確証破壊を約束する事によって、自国の安全保障を確保するための戦略区域となっています。



★過去の大英帝国とロシア帝国

過去は、どうだったのでしょうか。日本が開国したばかりの明治時代です。

当時、世界の海を制していた大英帝国は、ライバルであるロシア帝国と中央アジアから極東に至るグレートゲームを行っていました。これは世界最大の大陸国家であるロシア帝国を、海洋に進出させないように、大英帝国が常に干渉している状況の事です。

そして日本は、その英国の助言によりロシア帝国との間に「樺太・千島交換条約」を結び、ロシアの海洋進出を阻む国家と成りました。この日露の条約によって海洋勢力(英米)は、短期的とは言えロシアの封じ込めに成功したのです。また、千島列島が完全に日本の領土と成る事によって、ロシア帝国を海洋に進出させない様に、日英同盟が結ばれる原因になったとも言えます。

≪樺太千島交換条約後~日露戦争前の領土≫
c1千島列島・日露前改



ついでに条約に関わっていない米国は、棚ボタ的に自国の海洋における安全保障を確保することが出来たのです。

なおロシア帝国が千島列島を占有して太平洋に進出できる状態であったのならば、大英帝国よりも米国の方が軍事的な圧迫を受けていただろう。大英帝国は最悪中国を捨てて、マラッカ海峡辺りに防衛線を布けばよいが、米国はアラスカや西岸を直撃されてしまう可能性があるからです。



★現代の米国とロシア

現在の千島列島の存在意義は、ロシアの核ミサイル付の原子力潜水艦を米国から守るための防壁として存在している事に成っています。

なお冷戦中は、この千島列島から太平洋にソビエト海軍が進出して、米国に圧迫を加えていました。

≪IFもし千島列島がロシア領だったら≫
c1千島列島・日露前IF改



★北方領土は侵略されたままの方が良い?

皮肉な事に、現在千島列島がロシアに占領され、オホーツク海が核ミサイル潜水艦の聖域になり、ロシアが米国に対して唯一モノ言える国に成っている事が、米国が日本に敵対できない要素の一つと成っています。もし現在の日本もしくは米国が千島劣等を返還された場合、オホーツク海の原潜を無力化されてしまい、米国は相互確証破壊が成立しえない唯一の国と成ってしまいます。

そうなった時に米国が唯一の核大国として、自国の敵と認識した国に、超強圧的な外交で近隣諸国を恫喝する可能性が出てきてしまいます。それを考えた場合、日本が米国に恫喝されにくい状況を作ると言う意味でも、ロシアに千島列島を占領させたまま、ある程度関係を改善して核大国で居てもらう、と言う戦略も成り立ちます。


------------------------

以上が今回の考察と成ります。

実はこれ以外にも北方領土問題で考察している事が有りますが、それはまたの機会で書いてゆこうと思います。


本日はココまで!!


面白かったらランキングボタンをクリック

人気ブログランキング


自己紹介
ブログ主:無責任野郎
職業:今、無職

参考にした文献の著者
およびチャンネル、ブログなど

≪チャンネル≫
 地上波テレビ
 チャンネルグランドストラテジー
 THE STANDARD JOURNAL
         アメリカ通信
 チャンネル桜
 虎ノ門ニュース(DHCシアター)
 国際政治チャンネル

≪経済評論家≫
 三橋貴明 氏
 藤井聡 氏
 上念司 氏
 渡邉哲也 氏

≪戦略家家≫
 エドワード・ルトワック 氏
ランキング

国際政治・外交ランキング

ためになったらポチっ!
とリンクをクリックしてね♪
  • ライブドアブログ