2018年07月19日

地理で見るアフリカの地政学と歴史

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当ブログは、あくまでもブログ主の趣味によって考察した、事を書き込むだけのブログとして始めましたので、それを前提の上で閲覧ください。

これからもおかしな事を書くブログ主ですが、閲覧者様方も深い事を考えずに気軽に読んでいってね。

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本日は「地理で見るアフリカの地政学と歴史」になります。

アフリカ!

アフリカと言えば、人類発祥の地と言われており、北部では古代からエジプトの王朝が栄えていました。しかし現在のアフリカはお世辞にも豊かな国が有るとは言えません。

いえ、正確には豊か土地は有るのですが、豊かな国は余りにも少ないと言うのが正しい表現なのかもしれません。

アフリカは温暖で、多くの動植物が生存し、人類もこの豊かな土地の恵を得て、地球全土に進出する力を蓄えました。何故これほどまでに豊かなアフリカの大地に有る国々が、古代以降文明の繁栄から置き去りにされ停滞してしまったのでしょうか?

本日は、その事に関して、地理や地政学の観点から考察して行こうと思います。


★人類発祥の豊穣の台地
アフリカと言えば、人類発祥の地として知られており、同時にアフリカを含む中近東は、文明発祥地としても有名です。

アフリカ大陸の中央部には赤道が走っており、その近辺ではよく集中して雨が降り雨林地帯が形成されて、豊かな生態系が形成されています。そこから少し離れればサバンナや砂漠が広がり、更に遠ざかり沿岸部まで視点を進めれば、ようやく文化地域に行きつきます。

人類は、アフリカ中東部に走る大地溝帯の影響で生まれたと言われており、人類発祥から長らくアフリカ大陸の内部でのみ人類の生存圏が確立されていたようです。

また現在では砂漠の広がるアフリカ大陸北部も、地球が冷えていた氷河期の頃は、緑豊かな地域であったと言われています。


★何故文明が発展しなかったのか?
アフリカで有名な文明は、古代文明と言われている「古代エジプト文明」でしょう。古代エジプトはメソポタミア文明に次ぐ古さを誇っている世界最古の文明の一つです。(正直なところ何方が古いかは、ブログ主では判断が付きません。歴史と言うモノは、新しい発見が有れば塗り替えられるのが常ですので・・・)

しかし他の地域とは違い、アフリカは古代文明期のエジプト王朝以外では、先進的な文化を有したと言う文明(国家)は存在していないように見えます。

エジプト文明は古来からナイルの豊かな恵みを受けて反映していました。エジプト以外でも豊かな土地と鉱物資源を有した土地は多くあり、気温の観点からも水理の観点からも人を養うのに、他の文明と比べても不利な土地とは言えません。

ですが現実として、古代エジプト文明期以降のアフリカでは、アフリカ大陸の文化地域から先進的な文化が発生し、他の地域に波及したと言う事は聞きません。

古代エジプト文明以降の先進地域は、地中海(ヨーロッパ南部)であったり、中東(イスラム)であったり、中国や西欧であったりと、アフリカからは遠い地域の文化文明から発生した先端技術やライフスタイルが世界での主流と成っています。

何故古代以降、アフリカ大陸から先進文化が出てこなくなったのでしょうか?


★文明が発展するには、"他文明"と"冬"が必要

アフリカでエジプト文明以外の文明が余り発展しなかった理由は、アフリカ大陸で文明発祥地域である北部を制した勢力が、イスラム帝国であった事が一つ上げられます。

イスラム帝国は中央アジアの草原地帯から中東を通り、北アフリカまでの乾燥地帯に至るまでの俗に言うムスリムベルトと言われている地域を制した中東発祥の勢力です。

イスラム帝国が、この乾燥地帯を制していたと言う事がアフリカが発展しなかった一つの理由で、イスラム勢力は農業に不向きな土地を支配したため通商によって利益を得ており、そのため本拠地であった中東が文化や流通の中心となり、中東が長らく先進地域に成ったのです。


そしてアフリカで古代以降の文明が発展しなかった最大の理由は、アフリカ大陸が豊かすぎた事だと思われます。

どいう言意味かと言うと文明が豊かすぎる土地では、一旦文明を構築した場合、それ以上改革する必要が少ないため、「そのままの効率性の文明」が根付いてしまうのです。

例えば北アフリカを含むムスリムベルトと言われる草原砂漠地帯で、交易業が発展したのは、農業生産より通商貿易の方がリソース投入しやすい地政学特性があったからです。

欧州や日本で工業化が進んだのは、海洋貿易を主軸とする産業が発展しやすく、自国の地域外の知恵や文化を取り入れやすい地域であった事と、冬が有ったためその季節の間は農業生産を制限され手工業を始めとする工業を発展させなければ生きて行けなかったのが原因に有ると思われます。


アフリカは豊かですが、逆に豊かすぎるため工業が発展させる必要が無く、中央の熱帯地域は降雨量の多さのせいで、生命を育むには良いが農業を行うには適さない地域が存在し、結果的にエジプト文明が世界の橋の文明として成立し、エジプト文明以外の文明発展に寄与しない自然環境が形成され、多様な文明の中央に位置する中東発祥のイスラム勢力の風下に立つ事になり発展できなかったと考えられます。

アフリカ南部は貿易や工業が有る程度発展できる自然環境が形成されていますが、文明の群立地帯であるユーラシア外円部から離れすぎていたため、距離のせいで文化が伝わり難かった事が発展が遅れた理由として考える事が出来ます。

同じ理由で、「南米穂北部のアマゾンから南米南部地域」や「東南アジアのインドネシアからオーストラリア」も似たような状況であったがゆえに、文化文明の発展から送れたと思されます。(インドネシアは島国で船を使わなければいけない為、通商ルートに位置するので通商は発展したようですが・・・)

とにかく文明が発展するには、生産の効率化や生産物の保存を行うなどの、知恵を駆使して生きて行かなくては成らない自然環境が必要なのでは無いでしょうか?

更にこれらの地域は、全て赤道より南にあり、他の文明との横のつながりが存在しない巨大文明成立地域です。

赤道より北のユーラシア大陸の文明とは違い、横のつながりが少ないからこそ他の文明を学び、発展する余地が無かった事も重要な点だと思われます。


★アフリカはなぜ現在でも発展できないのか?

ブログ主が考える「産業革命が推進されている現在の世界で、アフリカが発展できない最大の理由」先進国からの援助が理由に挙げられます。

本来工業が根付き難い土地柄であるにもかかわらず、食糧援助や医療援助を行えば、工業への投資や人材の投資にお金が向かわずに、子供をつくる行為にリソースが投入され栄養状態の改善と死亡率の低下から人口爆発が起こってしまいます。

最終的にその土地の人達が、その土地の人達で生み出した生産能力で養える人口を越えてしまうほどの人口増加から、統制のための独裁政権誕生や統制できなかった時の内乱が起こり、圧政と混乱の渦に叩き込まれてしまいます。

ですので先進国の人命重視(表向き)のお節介こそが、アフリカが安定しない最大の理由であると言えるのでは無いでしょうか。


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以上がアフリカが発展できない理由を自然環境とから考察した記事となります。

今回書いた事は、あくまでもブログ主個人の見解となりますので、間違いが有るかも知れないと言う事を前提の上でお読みください。

本日はココまで!

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nh01ai33 at 08:00地政学 | 歴史

コメント一覧

1. Posted by Vermeille Ⅰ   2018年07月19日 09:03
前トピックにコメントを書いたものですが、書きたいことを書くのは大事な意見表明ですが、レスポンスがあった場合はそれへ応答するというのは、ある意味価値観の共有や意見の成熟性において、より大事なことかと思います。

アフリカは気候変動ですね。すでにエジプトにおいて随分北上しています。あの時点ですら緑豊かな大地とは言えない気候だったようですが。

エジプト文明、メソポタミア文明は緯度かほぼ変わりません。気候的に似たものであったかは不明ですが、2大文明ですね。またインダス文明はそれより数千年のちですが、この三つは緯度的に似ています。最盛期も同時期です。滅亡の過程は異なりますが。

黄河文明はかなり高い緯度にありますね。長江でも、エジプト等からみると高いです。但し、気候条件はあまり変わらなかったのではとも思いますが、現代の気候条件を鑑みるに、この地域だけよほど暖かかったのでしょうか?現代欧州の地中海性気候よりよほど寒いわけですが。

ですので、適度な冬があるというのは厳しさではなく、恵みの春と秋があるということなのです。砂漠化を理解してないと、夏は理解できないでしょうね。飲み水のない夏、雨の降らない夏がいかほどのものであるか。環境が厳しすぎて食物が育たないんです。

グリーンランドやアイスランドに文明はありませんでした。私はグリーンランドと呼んだ理由がわかりませんでしたが、現代は凍土が融解しているようですが200年後では地下資源の採掘は進んでも売るのでなく、自国で消費しているかもわかりません。
2. Posted by Vermeille Ⅰ   2018年07月19日 09:05
私があなたへのレスポンスに投じた時間は30~60分でした。2日ありましたが、能力的に足りなく断念されたようですね。コメント等からも感じられたと思いますが、私にとってはあなたは不足だったようです。ごめんなさい、悪口みたいですが、あなたも同意されると思いますm(._.)m

日本の砂漠化は進んでいますね…今年も夏が暑いですね、梅雨に雨が降らず5月から暖められた大地が冷える機会を失ったようです。この夏がもう少し長く続くか。いえ、恵みの台風がありましたね。日本の環境は、現代、快適なものになっているでしょうか。人がつくり社会がつくりあげたこの大地に、人が住めなくなる日が来ないわけではありません。
3. Posted by Vermeille Ⅰ   2018年07月19日 09:42
お気づきでないと思いますが、人類の文明地は随分と北上しています。紀元前4000~2000あたりは随分と今より寒かったようです。それが現代に向かって緩やかに気温が上昇しているようですが、日本では縄文後期(紀元前1000~600)あたりで随分と寒くなったとも言われています。日本では縄文初期文化は青森等の東北から信濃あたりと九州南部なんですね。中期頃には機内から関東等全国的な広がりになりますが、後期は人口が大幅に減少し、また九州と東北が中心地になります。弥生文化の直前の縄文は畿内から関東は空き地になってたんですね。

ところであなたを分析してみました。男性、年令は30大後半から50代前半、職は一般サラリーマンから地方公務員、上級役職なし、年収500~700。学歴は私大上位から地方国立(旧帝大含む、東大京大以外)の人文社会系学士卒、未婚。当たっていたらごめんなさい。
自分の周囲からの経験から、私が感じるあなたの知能程度をもとに、社会的価値(現代社会のよくある程度)を算出してみました。
より細かくいうと、40代前半公務員系、係長課長職、600~、私大(慶応上智除く早稲田~マーチ)国立(旧帝の中位から下位~地方国立)。
高く見積りすぎでしょうか?
4. Posted by 無責任野郎   2018年07月19日 12:15
文明の言うモノは、「恵みに次期と、恵みの無い死の次期の落差をどの様に埋めるのか」と言う事に知恵を絞る過程で生み出された「足りないモノの確保、保管」の考えが大前提に有ると思っています。

そしていったん形成された文明を維持するに当たり、適度な不測の事態が起こりやすい自然環境下の文明程、様々な試行錯誤が生まれているようです。

近年、四大文明以外の地域にも、大小さまざまな文明が有った事が知られる様になってきました。今現在発覚した歴史も考古学や文化人類学が発展するとともに、過去の一考察になるのかもしれませんね。

人によってその辺りの考えが変わるのは、多様な意見の尊重と言う観点から好ましい事かと思います。
5. Posted by 無責任野郎   2018年07月19日 12:21
>私があなたへのレスポンスに投じた時間は30~60分でした。2日ありましたが、能力的に足りなく断念されたようですね。

面倒くさがっているだけなんで、気にしてはいけない。

現時点でブログの紹介文に書いていませんが、以前は「コメント貰っても面倒くさがって返信しないかも知れない」と書いていました。(実は・・・)

返信が遅れるようならば、その辺りの文を復活させておいた方が良いかも知れませんね。その方が双方にとって誤解の基になり難いですから。

>日本の砂漠化は進んでいますね…

ごめんこの辺りの事は、よく分からないんだ・・・
6. Posted by 無責任野郎   2018年07月19日 12:25
>お気づきでないと思いますが、人類の文明地は随分と北上しています。(略)

現在ではかなり北の中央アジア地域にまで、人類が文明を築いていた痕跡が見つかり、歴史が少しずつ修正されていると言う事は聞いた事が有ります。

>ところであなたを分析してみました。

年齢性別以外は当たっていません。幅が広すぎます。(笑)
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