2019年05月14日

前編・氷河期世代はテロ予備軍に成ってしまうのか?


本日タイトルにある通り氷河期世代がテロリスト予備軍になる恐れに関しての一考察となります。

以前、「氷河期世代はなぜ結婚しないの?」と「政府の氷河期世代生贄戦略」の続き物ともなりますので、ぜひそちらの方も読んでみてください。


関連リンク


まず初めに「この世代がテロリストになる恐れが有ると言うのは、考え過ぎでは無いか?」と思う人も居るかもしれませんが、ブログ主自身この世代の生まれですので当時の社会風潮などを考慮し、また政府の行った政策を計算に入れた場合、必ずしも考え過ぎでは無いと考えています。

意見を言いたい人の中には「就職氷河期世代以外にもリーマンショックなどで就職難だった時期はある、氷河期世代だけが特別絶望的な環境だったわけでは無い」と思うかもしれませんが、ブログ主が「この氷河期世代が特別不遇だ」と思えるのは、国家の対外戦略を考慮した政策と社会風潮のダブルパンチの衝撃を他の世代の分まで身に受けなければ成らなかったた為と考えています。(これに関しては上記の関連リンクで述べさせていただいています)

今回は上記のリンクで述べた事から、何故氷河期世代がテロ予備軍になるのかを"人が人に対しての需要"や"国家と社会が意図的に行った事に対しての反発"の観点から考察しようと思います。

(と言ってもあくまでもブログ主個人の見解に過ぎませんので、これ以外にも晩婚や少子化やテロ予備軍になる理由が有るかも知れませんので、その事を前提に閲覧してください)


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★何故テロリストになる恐れがあるのか?
では何故氷河期世代の人がテロリストになる恐れがあるのかと言うと、それは「空虚な人が多く量産された」からと考えられます。

本来テロリストと言う存在は、政府への不満から選挙を伴わない方法で、特に暴力的手段で政権の転覆を行おうとする行為です。

ではなぜこの暴力行為と空虚な人と言う要素がテロリズムと言う行為に結びつくのでしょうか?


何故そのような事を行おうと言う気になるのかと言うと、

第一に「空虚感」
 →生きる意味が見出せない、遺伝子を残し継承させる子孫が居ない

第二に「テロリズムを思考する人の不満が法的手続きで解決出来ない事」
 →1選挙では投票比率で不可能、
 →2立候補するにも金がかかるので、そもそも金の無い人は立候補事態が出来ない。よって不満の発信がし難い。
 →3政治家も高所得のある労働者なのでデフレの方がありがたいため自発的に民の不満は汲み取らない

第三に「使命感or復讐心or自暴自棄」
 →社会への怒り(すみません情報を出しちゃいました。でも遅いか早いかの違いです)

の三点が挙げられます。


①空虚感
何故空虚感がテロリズムの原因になるとかと言うと、これは「自身の価値」を「生きる意味」を見いだせない事から発生する感情だからです。

例えば、生きる意欲が見いだせず「死ぬ必要が無いためとりあえず死なずにいる」と言う現状で、自分の遺志により目的を持って生きようと言う感情が無い場合、生存意義が空っぽのまま日々を生きている事になります。

人間と言う生き物は子孫を残す以外にも、夢や野心等のそれ以外の目的を持ち人生を謳歌する生き物ですが、他の生物に比べるとあまりにも長くなった寿命の中で、子孫を残す以外の目的も無くては、その人生に精神的な充足を得る事は出来ません。

更に生物として最低限度の目的である子孫を残すと言う目的を達成出来ないのでは、その人生に意味を見出す事が出来ず、自身の人生をどうでも良いものと見なし兼ねません。特に子供(遺伝子の継承者)が居ないと言うのは致命的で、この状況は自身の周囲の環境を自分の死後に至るまで保存し、次代に継承させる事を考える必要が無い事を意味しています。

周囲の環境の代表例が、国家や地域コミュニティであり、氷河期世代の味わった「他の世代の負担まで背負わされ、国家戦略として利用され、国家全体の"所得と雇用調整"と"外国に影響を与えるための資金捻出"のための調整弁として使い潰されている」等と言った事実が加わろうものなら、国家や地域コミュニティに何の恩義も存続させる意義も感じないと言った、反コミュニティ観が出来てしまいます。

問題なのは、その人生に意義を見いだせないと言う「殻(空)」の中に、何かの拍子で注ぎ込まれるであろう危険思想があった場合、その空虚な人格を満たしてしまう恐れがあると言う事です。

その危険思想が、「子孫を作らせずに奴隷として使い潰すと言う環境を押し付けた」と考えられる社会に向けられた時、「自分以外の人が恩恵を受けている社会体制を守る事に価値を見いだせない」と言う価値観を持つに至り、この事が良い行動でも悪い行動でも変革をもたらす結果に繋がる可能性が有ります。


②テロリズムを思考する人の不満が法的手続きで解決出来ない事
第二のテロリズムに結びつく要素として、日本の民主主義体制が「テロリズムを思考する人の不満が法的手続きで解決出来ない事」に関してです。

これは日本の国内の社会や産業の整備戦略が外部世界への影響戦略を前提とした整備を行っているため、政府とマスメディアが結託し国民の意思を寄せ付けない、もしくは認識さえさせない様にするコントロールをしており、また負担を背負わせられている者は一部の人だけであるため、その他大勢の意見として犠牲者を助けようと言う社会的な風潮が生まれないために生じる問題となっています。

政府の方針以外に、民主主義らしく大多数の意見の意見を優先した場合、「政府の戦略方針で負担を押し付けられ」且つ「大多数の生活を支える負担を背負わされる」、この二つが重なった時、民主主義国家における選挙による自身の生活負担の改革を「政治家を通して法制度改革で解決する可能性」が無くなったことを意味しており、後は非民主的な手続きでの解決を行う以外には無くなってしまうのです。

また日本の選挙制度自体が、大多数から外れた低所得者の意見を汲み取り難い構造にしてしまっているために生じた問題でも有ります。


関連リンク
≪民主主義において税制度を選挙で決めては成らない≫
≪政府の悪政、選択権のコントロール≫


③使命感or復讐心or自暴自棄(空の器に注がれる中身)
上記の二点が合わさる事によって起きる問題が、「空虚となった人たちの中に、何らかの思想が入り込む事で極端な行動を誘発する恐れがある」と言うモノです。

氷河期世代は、その当時の社会的な風潮や政府の政策の負担を他の如何なる世代よりも強く受けてしまいました。この影響のため人生設計を狂わされた人型の世代よりも格段に多くいます。

言うなれば政府によって「お前には他の世代よりも大目に負担を押し付けるから、子供も作らずに奴隷労働で人生を終わらせろよ」と言われたようなもので、政府や他の世代に対しての憎しみを抱く人も少なからずいると思われるのです。

恐らく人生が上手く行っている人から見れば、負け犬の遠吠えと感じる事も有るかも知れませんが、氷河期世代の人から見れば「同じ世代の人からなら同じ条件で社会進出しているため実力主義は納得は出来るが、雇用を守られていた上の世代や当時より酷くない雇用情勢の下で社会進出できた若い世代からはその様には思われたくない」と言う感情を抱く事でしょう。

これは当ブログでも述べていますが、他の世代と氷河期世代では、社会に進出した時の社会環境(風潮や経済状況)が余りにも違うため、「同世代では実力主義による結果が成立しますが、異なる世代間での雇用のチャンスの均等は、タイミングによって成し得ず格差が生じている」と見なす事が出来ます。

この事から「環境や風潮を構築した政府やマスメディア」、または「強い立場を利用し低賃金労働を押し付ける雇用主」、更には「税金の還付によって自分達よりも裕福であるにもかかわらず実質上の減税処置を受けている人」など、これらを含む社会全体に対して報復意識を感じてしまう可能性が生じる恐れがあります。

その報復や改革に至る行動原理が、使命感からなるモノなのか、復讐心からなるモノなのか、自暴自棄の意志から発生する事なのか分かりませんが、仮に社会構造に損害を与え多くの人を不幸に追い落とす結果に成ろうとも、自身の資産を持たず与えるべき継承者も持たないかられにとっては、社会は「後継者に譲り渡す為に守るべきものでは無い」ため、幾らでも破壊する事が出来てしまいます。

本来、人間にとって自身が死んだ後の社会に関しては、守る必要など無いのですが、ここで自分の遺伝子を継ぐ継承者が生きて行くと思えば、その社会構造を守る必要性が出てきます。

ですが自分の"何か"を継承させる者が居ないのであれば、そして社会に対して憎しみの感情を持つのであれば、「他の人達が自分の後継者に継承させようとしている社会体制」を守る理由も無くなり、その様な意識を持つ必要さえも無くなります。

更にそこに当ブログで述べている通り「国家が特定世代を戦略的に犠牲にしている」と言う事実があからさまになった場合、社会体制に対する憎悪が育まれてもおかしくありません。

殻の器に国家や社会に対しての悪感情が注ぎ込まれれば、社会体制を破壊して報復すると言う行動に出る恐れも生じるのでは無いでしょうか?


氷河期世代とは、正にその様な人が多く発生してしまった世代でも有るのです。


関連リンク

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今回の記事は長いので、前後編に分かれます。

とりあえず本日はココまで!
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