2017年12月02日

海外渡航した国民の富と生命を、日本政府は守らない!

最近、米国で在米日本人が、特定アジアの反日連合の人達にいじめられて大変だとか……

正直なところ日本に住んでいる限りにおいては、日本のマスメディアや左翼政治家が異常なまでに特定アジア保護を謳っているだけで、実際の生活にはあまり影響は無い。精神衛生上の観点から見た場合は別で、むかつく事この上ないが……

現在の国際社会では、旅行先や短期移住先などでは、出生した祖国が安全面の責任を持つのでなく、受入国が渡航者の人達の安全に保障をしなければ成らない事になっている。表向きにはだが……

しかし歴史を見た場合に、故国を離れて暮らしている人々が、故国の保護を受けられずに迫害されると言う悲劇に見舞われるのは珍しい事では無い。まして、この日本国に生まれたのであれば、日本国政府が歴史的に見て海外渡航した国民に対してどの様な対応を取ってきたのか?を知らないで済ませては成らないと思う。日本人であればこそ!

そこで歴史をさかのぼって、当時の日本の政権が海外への渡航者に、どの様な態度で接していたかを検証してみよう。


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日本人が大々的に海外に渡航し始めたのは、いつ頃からなのか?
古来から航海技術の問題で、多くの日本人が海外に進出すると言う状況に成るにはとある時期になるまで待たなければ成らなかった。

日本国が正式に国家として作られた時期は、飛鳥時代という時代区分の時である。聖徳太子が摂政として国政を総攬していた時期や、中大兄皇子の大化の改新を進めていた時期であるそれ以降は、遣隋使や遣唐使を派遣して海外から知識を学び、貿易等を行っていたがこれらは小規模のモノで大々的に行われたいたモノでは無い。

それらの海外留学なども時代が進むと、コレ以上大陸から学ぶ事は無いという名目で、海外との繋がりも尻すぼみに成っていった。

これらの海外留学は基本的に国家が責任をもって留学生を送り出していたため、民が自由に渡航していたものでは無いと考えた方が良く、日本人が本格的に海外進出したのは江戸時代近辺の時代区分に成った時である。それ以前にも海賊と言う形で大陸沿岸部を荒らしまわるために渡航していた事はあるが……



★江戸時代の朱印船貿易と鎖国

先ほど述べた通り、日本人が大々的に海外に進出した時代は江戸時代で、徳川幕府の朱印船貿易を推進し東南アジアを含む海洋アジアに進出し南蛮貿易を行っていた時だ。

幕府のお墨付きが有るとは言え、本質的には民間での進出が行われ、平和な時代にあぶれた武士等が海外に向かった事が歴史書には記されている。

そして此処で第一の日本政府(当時幕府)の対応である。

一定の時期の間、海外との貿易を行っていた人々がいたにもかかわらず、鎖国政策である。

有名なので知らない人は居ないと思うが、当時の徳川幕府が鎖国政策を推進して海外との貿易を制限し始め政策で、コレによって幕府の朱印船貿易で海外進出していた日本人の多くがそのまま海外に打ち捨てられる事と成った。幕府は、海外から日本に帰ろうとした邦人に対しても、死刑にする事を明言して、自国の政策で排出した人たちを、そのまま打ち捨てて国を閉ざしたのである。



★明治時代以降のアジア進出での移民
日本政府、第二の対応である。明治維新以降の帝国主義での進出以降、併合もしくは植民地政策をして土地に、日本国内から人を集めて支配地に送り、殖産興業政策を大々的に行った。

そして、その人たちはどうなったのか?

第二次世界大戦の敗戦で多くに人が被害に遭って着の身着のままで日本にまで逃げる事と成った。特に多くの人達が進出していた満州や朝鮮半島を含む大陸に移民(派遣)していた人たちが、だまし討ちしたソ連や現地人に全てを奪われて、また現地の日本軍も我先に逃げて在外邦人を守る事さえもしなかった。一部モンゴルに派遣されていた将軍が停戦命令を無視して、国民を守り続けたと言う例外も有りはしたが……


中国大陸・・・資産をすべて失い帰国

満蒙地域・・・資産を全て奪われて日本に帰国。一部モンゴル地域に居た人たちは、まともな軍人に守られた逃げることが出来た人もいるが、戦争終結後も拉致されシベリア抑留させられて死んだ人も多い。

朝鮮半島・・・日本への帰国途中に現地人(朝鮮人)に裏切られ資産没収、女性も強姦等の被害。軍人は真っ先に逃げる。

北方領土・・・ソ連の侵略を受けて土地と資産を奪われる


東南アジアに残り現地の人達とアジア解放のために戦った軍人たちに関しては、本人の意思で残った事もあり、コレに関してはあえて何も書かずにおく。

この様に見た場合、民間人に対しては全くと言っていい程、何も対応せずにいる。対応できるだけの国力が当時の日本に無かった事も原因なのだが……


★戦後の被害

戦後は、冷戦中にはそれほどまでに民間の海外渡航は頻繁には行われなかったが、冷戦以降で有名なのが、イラン・イラク戦争の煽りを受けて現地に取り残された現地在留邦人に対する日本政府の対応である。

一言で言って、全くと言っていいほど何もしなかった事は有名である。

一応、在イランの大使が個人的な繋がりで、トルコの大使に連絡をつけて、トルコの力を借りる事に成功し事なきを得たが、日本国政府としての動きは全くと言っていい程、何もしていなかった。(普通は日本国政府からトルコに対して協力を頼まねばならないのに、混乱中の現地の大使の個人的な付き合いに頼った援助に縋(スガ)らねばならないのは、国家として何もしていないと同じ事である)


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★これからの予測?

これからの日本国政府の海外に渡航した邦人に対する安全保障に関しての対応はどうなるのでしょうか?

正直なところ歴史を見ても分かる様に、政府が海外にいる被害に遭っている日本人に対して、その安全を保障するための対応を行うと言う行動を取るとは思えません。歴史的にその様な対応を全くと言って程取らない政府ですので……


①朝鮮半島有事の時に在韓邦人

現在朝鮮有事が起きた時に邦人をいかにして救出すればいいのかの問題で国会が紛糾しているみたいですが、「コレだけ反日が激しい国家に覚悟の上で渡航しているのだから、何かあった時の覚悟は出来ているに違いない!」と言う形で無視する事も考えておかなければなりません。

何故か?

だって半島情勢に巻き込まれたくないだろ、日本政府として。

現在、マスメディアや日本政府が朝鮮半島の危機を煽りまくっているのは、「いざと言う時に日本は在韓邦人を助けません」と言うメッセージでは無いかと考える事も出来ます。


②中国の邦人拘束

現在、中国で現地の企業に乞われて地質調査目的で渡航している人まで難癖付けて拘束されている。これに関しても、日本政府は一言、遺憾を言っただけでそのまま放置である。

しかし当ブログで取り上げている「日本の戦略」の関係から、国民の対中感情が悪化しても良いと言う考えの基で、放置する可能性もゼロでは無いと言わざるを得ない。と言うか寧ろ更に悪化させる処置を取る可能性もあるのでは無いかと思われる。

③米国の邦人迫害

米国の邦人に関しても、日本政府は何もしない可能性が有る。実際、慰安婦問題で中韓移民の人達に現地の邦人の子供たちが虐められたりする実質被害が出ているのに、日本政府は何もしていないでは無いか。

実際この問題で日米関係が亀裂が入り、日本が中国側になびくようなことが有れば、この様な捏造慰安婦問題を世界にばら撒き関係悪化を招いてた韓国の立場が悪くなるだけで、日本政府の立場から見た場合、冷たい言い方になるが少数の犠牲である程度自由な外交を出来る様になるのだから万々歳だろう。と考え、今まで通り放置の可能性が有る。


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結論、現在の日本の置かれた地政学状況から導き出される外交を考えた場合、海外に渡航している邦人をあえて見捨てると言う政策を取る可能性も否定できないので、その点は注意しなければ成らない。

日本と言う国が、平気で自国民を見捨てる、もしくは利用する為に犠牲すると言うのは歴史が証明している。日本国民はソレを前提にして海外への旅客と成るべきである。


本日はココまで!!


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nh01ai33 at 08:00コメント(0)国際 | 歴史

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