2017年12月12日

外務省は、在外邦人を現地人に迫害させようとしている


現在、アメリカ、カナダの両国で、反日団体の日本国および日本人批判が大々的に行われているみたいです。

日本国政府と現地外務省は、現地人との間で摩擦を招きたくないと言う名分で、現地邦人の名誉にかかわる事などには、関わろうとしないようです。ソレに関して現地邦人の方たちから不満が出ていると言われています。

なぜ日本国政府及び外務省は、日本人や日系人が海外で生き難くする様な事をする人達に対して立ち上がらないのでしょうか?

逆に、現地で日本人の名誉を守ろうとしている人達の背後からフレンドリーファイアを行う様な事をするのでしょうか?

海外の国から見ると、日本国が、率先して現地の日系人及び在外邦人の生活を脅かしている様に見えてしまい、この様な事を行うのは、「反日団体が表現している事が真実であると言う事を、日本国政府が認識しているからに他ならない」と言う認識を、外国の政府に植え付けてしまいます。

ブログ主の見たところ、日本国政府は、現地で起こる民族摩擦を気にして行わないのではなく、逆に現地人に邦人迫害をさせたくて行っているのではないかと思っています。


①地政学バランシングから見た邦人迫害

以前から当ブログで報じている通り、日本国は超大国の間にありそれらの国々に対して侵略経路を提供できる国有る。よって何処の国と同盟を組むかは、世界情勢や各大国の財政出動に多大な影響を与える。

この様に考えた場合、現地の日本国民を迫害させ、その国との関係が悪化したかのような雰囲気を演出して、それ以外の国々と同盟を組む可能性を示唆させる事が、三大国間の総合的な国力均衡と軍事負担拡大を促すことが出来るのである。


②バブル崩壊と産業革命で見た邦人迫害

こちらも以前当ブログで、バブル崩壊と産業革命について書きましたが、「不況にて多くの不満や需要」と「多様なる産業」と「投資の為のマネーが大量にある」国が、高技能の移民や思想を導入する時に、多くのイノベーションが起こり産業革命が達成される事を書きました。

同時に対外純資産国は、海外に投資した資本の回収比率を制御する事によって、意図的に他国をバブル崩壊の不況に追いやることが出来ます。また純資産国の対外依存が低い場合、世界中がバブル崩壊の影響で不況に成ったとしても、海外の影響を限定的にしか受けません。

この様に考えた場合、海外邦人の迫害を煽り、その国に日本人の憎しみの感情を抱かせ、資本逃避や、いざと言う時の労働者受け入れの調整弁として利用する事も可能なのでは無いでしょうか?


③日本国の地政学的鎖国行動から見た邦人迫害

日本は、歴史的に鎖国をしてきた国です。

「平安時代の菅原道真による、遣唐使の廃止」

「江戸時代の朱印船貿易とその後の鎖国(限定貿易)」

これ等を見た場合、日本は海外からある程度の知識や学問を取りえれた後、安定して運営できるようにするために、海外からの影響を受けない様な国内情勢を作り、取り入れたモノを熟考し取捨選別しながら広めて行く内政政策を取る国です。(島国なので、放っておいても鎖国体制が確立できたモノと思われますが、江戸時代頃の海洋貿易が活発になり始めた時は、政策的に鎖国政策を取っています)

この考えを前提にした場合、鎖国政策をして海外と付き合わない大義名分を得たいがために、世界中の人達は日本国民に冤罪を着せて迫害する様な民族であると言う事実が欲しいのでは無いでしょうか?

そうすれば人材の受け入れ等は限定的なモノとして制御下に置く事が出来ます。


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これ等の「バランシング政策」や「バブル崩壊後の資本撤収の口実」や「人材受け入れの調整弁」と言う観点から見た場合には、「日本国と外務省は、特定アジア諸国の海外における反日運動に抗議の声をあげろ」では無く、むしろ逆に「迫害させなくてはなりません!」と言う事になってしまいます。

つまり日本に必要なのは、「日本は悪い国だ、我々は正しい事を行っている」と言う感情を刺激してあげる事により、身勝手な「正義感」や「義侠心」をコントロールし、該当国の外交戦略等の政策を、限定的なものとする戦略なのである。それを考えた場合、外務省は短期的に真実が必要な分けでは無いとさえ思っている可能背が有ります。(どうせ犠牲になるのは、日本から覚悟の上で出て行った人だし。と切り捨てている可能性です)

この様に考えれば、日本国や外務省が反日連合の反日運動に抗議する事は一切無く、むしろ反日運動に加担したり、反日連合の運動を支援する反日日本人がいる事も説明がついてしまいます。

ですので、海外に居る邦人や、かつて海外移民した日系人の子孫の皆様は、それを前提に日本への帰国や、別の国への再移民を考慮の上での生活をした方が良いと思います。

どこの国でもそうですが、政府の言っている事を馬鹿正直に信用する事ほど危険な事は無いと思いますので、注意の程をお願いします。

なお当ブログは、ブログ主の一方的かつ主観的な価値観で書かれており、間違った事を書いている可能性があるのを前提でお読みください。(だから最後に……)

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