2018年01月22日

日本の少子化-4-遺伝子鑑定

日本の少子化問題に関するシリーズの最後は、遺伝子に関する事です。正確には遺伝子鑑定に関する記事となります。

遺伝子鑑定と言えばどの様な事を思い増しますでしょうか?



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★婚姻は遺伝子の継承が究極の目的

これを否定する人は、基本的にいないと思われます。中には「イヤ違う!セックスすれば子孫は残せる。結婚は子孫を育てるための効率化のために行う事だ!」と言う人も居るかもしれません。

初っ端から前回の結婚の本質で書いた事を否定するかの方な事を書いているが、本質の部分で書いた事は、あくまでもその一面もあると言っているだけです。


そもそも人は結婚したいから結婚するのか?

子供を作りたいから結婚するのか?


いや違う!(違わない人も居るかもしれないが・・・)

人は、結婚して、子供を作り、この世の続く限り遺伝子を残したいから結婚するのだ。

これ等の過程のどれか一つの為だけに結婚するわけでは無い。

子作りも、共同生活も、その全てが内包した事を行いたいから結婚するのだ。


・・・と、少しかっこいい事を言ってみた。
(これはブログ主の妄想です。この辺の文は本気にしないでください)


★遺伝子鑑定はした方が良い

前回取り上げた「浮気で出来た子供の問題」や「托卵」等の男女双方から見て恐ろしい事件が時々世間で、特にネット界隈で問題になっている。

そしてその都度話題に上げられるのは、遺伝子鑑定である。遺伝子鑑定とは俗に言う生物の設計図であるデオキシリボ核酸を分析して、「どの様な生物なのか?の分析」や「親子関係の確認」を行える先進技術の事である。

そして遺伝子鑑定などと言う技術が世に広まってしまったがために、自分の子供では無い赤の他人の子供を生涯をかけて育てさせられて、労働力の実を奪われて自分の血筋を死滅させてしまった男性の話も語られるようになった。同時に浮気などしていないにもかかわらず、自分の事を信じてくれない夫に愛想を尽かして離婚話に発展してしまう妻の話も耳にするようになった。

これらの問題で、現在は家族間の同意が無いと親子関係の遺伝子鑑定自体は出来ない法体系になってしまって居るが・・・

ブログ主は、遺伝子鑑定における男女の認識の違いの問題が、有る程度の少子化に貢献しているのでは無いだろうかと考えています。

この様な時代になってしまったのであれば、その時代に合った法律や価値観を持たなくてはならないと考えられます。

と言うよりは、むしろ今の時代は、遺伝子鑑定等で遺伝子病なども有る程度わかる様になっているので、義務化してしまった方が、混乱が少なくなっていいのかもしれません。



・女性は弱者では無い強者だ!

 「生まれた赤子は自分の血を分けた子供である」と言う確信が持てるかどうかの"自信"と言う観点から見た場合、女性は間違いなく男性より遥かに強者である。そして遺伝子鑑定と言うモノが現在の法律において、男性より女性に圧倒的に有利に働いている事が、男性の人達が不満を覚える原因の一つでは無いかと思われる。

強者である女性側が、弱者である男性に対して、法律の権威を笠に着て「自分の子供を残せていないかも知れない」と不安に陥っている男性を精神的に磨り潰してしまっている事が、婚姻を躊躇させてしまう原因の一つでは無いか?と考えられる。



・夫の「子供の遺伝子鑑定」の要求は、妻を疑っている為か?信じたいが為か?

「子供の遺伝子鑑定を要求するなんて、私を信じていない証拠ね!貴方とは離婚よ!!」等と言って、男性の不安を一刀両断にして自身の我だけを通そうとする奥方も居るようですが、余程特殊な事情が無い限り女性の方々は、自分の子供である事は確信できるのだから当然の態度と言えます。

ですが男性にとっては自分の子供であると言う確証は、必ずしも有るわけでは有りません。

立場を逆にして考えてみてください。突如旦那の浮気相手を名乗る女性が現れて、連れている子供が「自分の旦那と浮気相手の子供」だと言われたら遺伝子鑑定を行おうとするでしょう。そんな時に旦那さんから「俺は浮気なんてしていない、遺伝子鑑定なんてしたら離婚だ!」とか言われたらどうします。

この場合は、妻の方が夫と浮気相手かも知れない女性の連れている子供が「夫との子供かどうかが分からない」情報弱者の位置にいるはずです。この様に、妻の方が逆に浮気かどうかを確認する為の情報弱者の立場に追い込まれた場合の事を考えたら、妻と夫の間に生まれた子の遺伝子を鑑定してみたいと言う欲求を旦那さんが持つのはある程度は致し方ない事だと思えるのでは無いでしょうか?



・遺伝子鑑定をしないリスクを考えろ

この問いは、女性の内面では無く、男性の立場に立った遺伝子鑑定をしないリスクを考えたものである。

もし夫が、妻の産んだ子が自分に似ておらず、自分の血を受け継いだ子供では無いかも知れないと不安に駆られたら、夫婦間問題や家族間の関係は、どの様になってしまうのだろう。

もしかしたら自分の血を受け継いでいないかも知れない子供に対して、愛情を失ってしまうかもしれない。それが進み過ぎて家族内での暴力や、夫の失踪に繋がるリスクが出てしまうかもしれない。

生物としての子孫を残すと言う本能の視点から考えた場合、この男性たちが抱いてしまう不安や不信は致し方ないと考えられます。こればかりは自分で子供を産んで、100%自分の子供であると確信が持てる女性には分からないと思います。

夫婦と言う関係は、基本的に今まで一緒に暮らしてこなかった男女が、結婚と言う儀式を通して、互いの事を理解しつつ、一つの"家"を形成してゆく事が、夫婦になると言う事であると言えます。そこで重要なのは、目に見えない信頼関係だけでは無く、目に見える情報を互いに提示する事によって、誤解のない様な関係を築き上げる事だと考えられます。

最も大切な事は、夫婦が共に人間として生き、安定して子孫を残せる状況が作り上げられているかどうかかと思われます。夫婦の間で心の中まで読心し、身体を構成する細胞の数までわかる神様の様な叡智の持ち主で無い限り、相手の事が分からないのを前提にしたうえで、なお相手の立場に立った上での行動を取るべきです。

決して相手を侮辱する為の行動では無い事を伝えた上で、互いの誤解部分を一つ一つ消し去ってゆく事かと思われます。(これはブログ主の主観です)


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これにて日本の少子化問題に関する考察を終わりにしたいと思います。この駄文を読んだおかげで、結婚に関するヒントを得たと言う方も居るかもしれませんし、逆に破綻したと言う人も居るかもしれません。何にせよ、ブログ主にはどうでも良い事なので一切の責任は持ちません。

ただネットで情報集めをしても、恐らく女性と思われる方々が書いた文で、男性の不安を解く意味での遺伝子鑑定は、夫婦間の不信を解くためにも、また逃がさない為(ガクブル!)に、行った上げるべきだと言う発言が多くありました。ただしその場合にも、最初から疑うのではなく夫婦間の団結を確かめるための儀式の一つとしての遺伝子鑑定を強調し、最初から、あからさまに奥さんを疑っている態度を取らない事が前提となっているようです。

あとこちらに書かれている事は、結婚や恋愛さえしたことの無い(する気も持てない)ブログ主が書いた事です。ぶっちゃけ只の妄想である可能性も有りますので眉唾で読んでおいてください。


本日はココまで!

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★日本の少子化シリーズ
 ≪-1-経済問題と社会問題≫
 ≪-2-男女間の不信情報≫
 ≪-3-男の浮気と女の托卵≫
 ≪-4-遺伝子鑑定≫
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