2018年02月08日

年金基金は、適度に損害を負っても構わない?

今回は政府主導で行っている年金の株式運用に関しての考察となります。

現在、日本国政府は、財源不足と言う名目で国民が積み立てた年金積立金を、低利率な国債ではなく、より利率の高い株式による運用を行う事により、高い収益を得て財源の足しにしようとしています。

実際の年金積立金の運用を行っているのは、GPIF(年金積立金管理運用行政法人)で、損害や利益が出る度に、新聞等で話題になっています。何かあるたびに一喜一憂しなければ成らないのは、国民の老後の生活が掛かっているので仕方ないとは思いますが、正直なところ心臓に悪いとしか思えません。

この様に国民に不安を与える政策が、果たして正しい政策なのでしょうか?


ブログ主はこの政策に関しては、まったく別の観点から物事を見る事にしています。それは通貨や信用創造を利用しての、実質の供給能力の制御と言う観点です。



★高確率で損害が出る

当ブログで何度か取り上げている通り、ブログ主は、現在世界で空前の規模のバブルが起きていると認識しています。そしてそのバブルの元凶は、日本を始めとする先進国の金融緩和政策にあります。そして日本は、バブル崩壊以降最長の期間、金融緩和政策を維持しており、世界を覆うグローバルバブルに最も貢献した国家と言えます。

日本国政府は、これら金融緩和で巻き散らかしたマネーがバブルの元凶である事を理解した上で現在の金融政策を行っている筈で、近いうちこれ等のバブルが崩壊する事も織り込んでいると思われます。

当然、GPIF(年金積立金管理運用行政法人)で運用している年金マネーも損害を被る事が予測している筈なのです。


★損害を負う事がマイナスでは無い、利益を得る事がプラスでは無い

相手に利益を与える行為は、結果的に、その相手が実際に働いてモノやサービスを生産する経験を失わせる事になる。

適度に損害を負えば、働かざるを得ない状況に追い込まれるため、実際の労働を行い、それによる経験を得ることが出来る。それは、いざお金が無くても働いて給金を稼ぐことが出来ると言う事であり、不労所得に胡坐をかき実際に働いていなければ、その能力と経験を身に着ける事は出来ない。

これ等の考え方から、逆の事を考えよう。つまり利益を得る事がプラスに働くのか?と言う事である。

つまり不労所得を得て、実際働いて稼ぐ以上の利益を前提に生活を行い続けると、いざ不労所得が得れない状況に追いやられたときに、その人、組織、国家はどの様にして存続すればよいのだろうか?

働けばいいと思う人も居るかもしれませんが、働いた経験の無い人がどの様にして、付加価値の高い商品やサービスを生産すれば良いのでしょうか。



★日本国政府は意図的に損害を被るかもしれない

先ほど言ったように、この様な考えを考慮した場合、意図的に、債権のキャピタルゲインでの利益を敵国に与えて、実際働いて国家を維持する能力を削る。という国家戦略が成立する。

年金等が債券市場で損害を負っても、潜在的な敵国の生産能力に損害を与える事も出来るため、それらを考慮した場合、計画的に行った者である可能性も有り、必ずしも悲観すべき事では無いのかもしれない。

現在株式市場等で国民年金を運用しているのは、それら損害を意図的に被り増税によるデフレ推進戦略を考えての事と考える事も出来る。

とは言え、それらの戦略が有り最終的な国益になるとしても、他人の行った失敗で負った損害を背負わされ、その尻拭いをさせられると、人は殺意が湧いてしまう生き物である。

国民年金運用等で損害を受けて、その損害の負担を敢えて国民に押し付けようとすると、自分自身に責任が無いのに負担を背負わされて、将来設計が壊れるため、日本国政府はその様な事は止めた方が良い。(ただしやる可能性は有る。デフレを長引かせるため)

これは、もしブログ主が官僚や政治家の立場だったら、増税したい場合に、その口実作りとして国民年金基金を意図的に債券市場にぶち込み、ワザと損害を負う事により「仕方なく増税する事になった」と言う名分を作り上げるだろう。

またそれを踏まえた上で、その様な時に、憎しみの感情を抱かない様に注意しなければ成らない。

これ等の意図的な損害戦略は、グローバル経済に頼らない様な国を作ると言う点から考えると、納得いくかどうかは別として、ある程度は適切な政策の一つであると認めざるを得ない。

ただし、最程も言ったように損害を被れば、国民から非難の声に晒されるだろうし、ましてや戦略的にワザとその様な事をすれば、民意を無視して行った事に対しての責任も取らなくてはならないだろう。


★関連リンクまとめ


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今回の記事は短いですが、株式市場が続落しているので、取り合えずソレに関係しそうな事を書かせていただきました。

いつも通り、これはブログ主の主観で書いたものなので間違っている可能性があります。それを前提でお読みください。

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nh01ai33 at 08:00コメント(0)経済 | 戦略

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