プロレス政治
2021年03月25日
今回は、現在の世界情勢下で生じている各国のグダグダした混乱政治が、いつ頃まで続くのかの考察となります。
さて、古今東西、そして昔から現在に至るまで、世界各国に置いて政治による統治が安定しないのはなぜなのでしょう?
特に世界に影響を与える大国であれば有る程、この傾向は強くなり、その結果、その安定しない混乱した政治政策に、やはり周辺諸国を含む世界中の国々が振り回されて混乱する羽目に陥っています。
なぜ政治家は、一致団結して大多数の国民が、贅沢とは言いませんが安定して暮らして行ける国内統治を行わないのでしょうか?
昨年年末頃に行われた米国の大統領選挙の陰謀説による混乱もそうですし、英国王室のゴシップもそうですし、現在の日本の対コロナウイルスの為のロックダウン延長問題や菅総理のご子息の接待問題もソレに当たります。
なぜ?この様な「国民にとっては、直接損害を与えない筈の問題がクローズアップされ、それにより政治や政策に影響を与え、結果的に社会構造や国民の生活に大打撃を与えてしまう事態」が発生してしまうのでしょうか?
正直多くの民衆が「何故この様なアホな状況に陥っているのか?」と疑問を持っている事でしょう。
これの状況を見れば、「政治家はアホで、民衆の事を考えた政治を行っていない」「マスメディアが視聴率稼ぎの煽り報道ばかりを行うのは、真実の為では無く金のためだから・・・」などと言う一般人の評価が下されるのは致し方ありません。
ですが、それは政治の表の面だけを見た上での結論でしかないからだ、とブログ主は考えています。
★政治の表と裏
上記で政治の表面と言う事を述べましたが、では裏の面などどいうモノが有るのでしょうか?
実はブログ主はこの裏の面こそがグダグダした混乱政治を見る上で大切なモノだと思っています。
勘違いしないで欲しいのですが、政治の裏の面と言うモノを「何らかの率先した謀略関連のモノ」と言うモノを指し使用しているのでは有りません。
「政治外交を行う場合」また「国内政策を行う上で世界に影響を与えてしまいそうな政策を行う場合」、その政策や方針の影響力を考慮すると、安易に「その影響力の行使を確信的に行っている」と見なせる様な行動を政治家が行う訳には行かないため、迂遠な方法で「偶然その様な結果に成ってしまったが、その様な結果を意図して行った政治政策では無い!」と言う体面を取っておかなければ成りません。
これを怠り、特定の国に対して何らかの損害を与える意図を持った政策を行う事を、国民に対して馬鹿正直に説明し協力を仰ぐような政策を行った場合、損害を加えられる対象となる国家から見れば、自国に対する敵対行動と受け取らざる得ず、敵対関係に陥ってしまう事でしょう。
更に政治家が政治的外交的影響力の行使を行おうとする時、隣国との関係を考慮せざるを得ません。遠方の国であれば、自国とあまり関係を見いだせませんが、隣国であれば歴史的な対立問題なども有るかも知れません。その様な状況が考慮できるにも拘らず、国民に対して隣国に打撃を与える政策を馬鹿正直に説明すれば、その対象の隣国の政治家もソレを見ている事になるので、作戦がバレバレに成ってしまい、作戦の意味が無くなってしまいます。(そうなれば隣国から完全な敵対関係を見なされ、紛争に発展してしまうかもしれません)
これ等の考えは、当ブログで述べている日本が行っていると思われる戦略を信じて頂けるのであれば、ある程度の納得をしやすいのでは無いでしょうか?
★「政府」や「政府に協力していると思われる人や組織」の行動は……
では「政府」や「政府に協力していると思われる人や組織」の行動と真意は、どの様に測れば良いのでしょうか?
例えば政府のお偉いさんが政策面で愚政を行い、結果的に国民に大打撃を与えたとします。多くの国民は、自分自身に損害が生じたと言う面しか見ませんが、それ以外にもどれだけ影響が有ったのかも見ておく必要が有ります。
例えば、「国民の経済が疲弊し消費が冷え込んだ。ふざっけんな政治家!!」で考察を終わるのでは無く、「その国の消費を当てに投資して居た隣国の経済も該当国の市場縮小の煽りを受け不良債権が発生した」と言う結果も有ったのであれば、もしかしたら「その隣国に打撃を与えるために国民経済を疲弊させた」との考察も成り立ちます。
自分達の利益の為なのか?
自国に対してのモノなのか?
他国に対してのモノなのか?
他国の政府に対してのモノなのか?
他国の国民に対してのモノなのか?
何に対してのモノなのか?
これ等の事を考慮の上で、どこに影響を与えるのが自国の利益になるのかを考慮し、時には国民からの反発なども計算の上で、それさえも利用した政策を行う事が「政府や政府に協力している人や組織」の行うべき事なのだと考えられるのです。
★外国に冤罪を着せて国民を団結させるための敵に仕立て上げると・・・
さて上記では、自国内における混乱や政策をいかにして他国への影響として利用するのかを考慮する事が重要であると述べましたが、もう一つ重要な視点が有ります。それは、他国に対して周囲に分かるように混乱をたきつけ、他国からの反発を誘発させ、その圧力を自国の内政を進めるための材料として利用する可能性の考察です。
確かにこの様な外部の影響力を国内改革に利用すると言う考えも有るのですが、もし影響を与えた例えば隣国などに被害が発生しようものならば、後で自国内が安定しても、いまさら「あれは国内を団結させるための方便です」と言い訳さえも出来なくなるので注意が必要です。(この不味い手法を行っていると思われる国家が日本の隣国である中国や韓国です)
自国民を犠牲にするだけであれば、自国内のみの問題として言い訳が出来ますし、他国に影響を与えたとしても「偶然だけど運が悪かったね」で済むかもしれませんが、意図的に分かる風に他国に迷惑をかけてしまうと国際的な立場が悪くなるため非常に悪手であると言えます。
この様な事を行えば国家の取り得る外交手段が制限されるため、もし行っている国が存在しているのであれば、それらの国は、国家としての多様な行動がとれず、他国のコントロール下に置かれやすい事も意味しています。
これは国家としてお先真っ暗とも言える状態では無いでしょうか?
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以上を持って「世界の政治混乱はいつまで続くの?」の考察を終了させて頂きます。
結論として、いつ頃までこの混乱は続くのかを予測しますと「世界が統合されるまでは、グダグダした混乱が続くのでは無いでしょうか?」との悲観的な意見を提示させていただきます。
とりあえず各国の統合が叶えば、安全保障の為に腹に一物を持った政策を行う必要性が激減すると思われますので、ざっと2百年から3百年ぐらいで安定した政策が行われ始まるのでは無いでしょうか?
なお当ブログで述べている事は、あくまでもブログ主個人の見解に過ぎません。間違い等が有る事を前提の上で閲覧してください。
本日はココまで!!
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