ホロコースト

2018年02月22日


今回は、第二次大戦中のユダヤ人保護に関する考察となります。

と言っても当時の事の考察では無く、現在にまで流布されている情報が、如何にして社会情勢等に影響を与えるかどうかの考察となります。

この様な記事を書こうと思ったのは、中国の対外向け及び対ユダヤ人向けの情報政策が推進されているからで、これらの情報操作とも言える事を黙認すれば、またしても日本に汚名が着せられる事になるからです。

戦時戦中のユダヤ人保護の問題と言えば、日本では外務官僚である杉原千畝氏などが有名です。それ以前にも、"樋口季一郎"が満州国で迫害から逃れてきたユダヤ人を助けた事が知られています。

ですが日本や世界で有名なのは、なぜか杉原千畝だけなのです。おかしなことです。


★杉原千畝だけが称賛される

なぜか日本ではユダヤ人保護に関しては、杉原千畝だけがクローズアップされてそれ以外の人達は、無視されてしまうと言う状況が続いています。

杉原千畝さんは確かに多くの人を助けた人ですが、必ずしも公人としての責務でこの様な事を行ったのでは無く、私人としての感情を優先させ行った行動である可能性があり、国家レベルで見た場合必ずしも称賛される行動を行っていた分けでは無いと言う人も居ます。

これに関しては、当時の日本側にいる受け入れ作業を行っていた外務官僚が、命のビザを乱発する杉原氏に対して、文句を綴った抗議文を送っているのが確認されているからです。(おまえが勝手にビザ乱発するから俺らが困ってんだよ! 受け入れたユダヤ人をどうすればいいんだ? と言う感じのです)

最もこの件に関しては、日本側も受け入れているのだから、一応受け入れ態勢が有る程度あったのは確かだ。そもそも受け入れ態勢が整えてなければ受け入れ自体が出来ないので、最初から杉原氏と他の官僚との間で話は付いていたのでは無いか。という話もある。

既に受け入れている前例もあるし、文章も残っているようなのでどちらもあり得るような気もするが、この様な事すらも日本人には知られていない。

また杉原千畝が戦後外務省から離職したのは、「ユダヤ人保護を勝手に行ったからだ」という話もある。これに関しては、「戦争で負けて連合軍に占領されて外交どころでは無かったため人員整理をされただけで含む処があった分けでは無い」との話もある。これに関しては後者の論の方が正しいように思える。

何にせよ、日本において地上波メディアでは、この杉原千畝だけが称賛されている状況があり、そこに眉をひそめてしまう様な、悪意が感じられて仕方が無いように思える。



★他の、ユダヤ人を助けた人が無視される

出だしで少し書きましたが最も、樋口季一郎に関しては、満州国外交部がユダヤ人受け入れに消極的だったにもかかわらず、樋口を始めとする日本側の判断で受け入れる事になったのですから、満州人の意思を無視していると考えれば、必ずしも良い判断だけだったとは言えないと思いますが。

他にも杉原千畝の判断でビザ発給し受け入れた人達は、日本国内に一時的に入国し、その時に亡命ユダヤ人たちの生活を支援した日本人の人達も居るのに、こちらも一切と言っていい程知られていません。

やはり杉原千畝だけを、称賛するかのような情報を発信し続けたため、それ以外の人達の功績などにスポットライトが当たらない状況に成って居るのでは無いでしょうか?

この様な事行っていれば、特別慈愛に満ちた人は杉原千畝だけで、それ以外の人達は、ユダヤ人を迫害するナチスの行動を支持する人だったと思われ兼ねません。

最も、もしかしたらその様な事を予測した上で、敢えて杉原千畝だけを称賛しているのかもしれませんが・・・



★中国の捏造に援護射撃

これに関しては、知っている人も居ると思いますが、上海のユダヤ人難民に関する資料を記憶遺産に申請した事に関する件で、旧日本軍が当時の上海にある無国籍難民隔離区で、ナチスの弾圧を逃れてきたユダヤ人難民を保護していた事に関してである。

日本ではこれまで杉原千畝だけがクローズアップされて報道されたため、「あくまでも彼一人が人格者であり、それ以外の日本人に関しては、ユダヤ人の事などどうでも良いと思っている人達である」、と勘違いされる恐れがある。

これは日本側の歴史自虐史観である「日本が負けたのは日本が悪だったからで、その悪の日本が人道的な行為をしている筈が無い」という前提に立った上での歴史を流布してしまったからでは無いのか?

それに乗じて中国陣営が、ナチスドイツからユダヤ人を助けたのは自分達である。情報操作を行い始めている。これは当時の日本の伝手で上海まで逃れてきたユダヤ人を、無国籍難民隔離区で保護していた事を、あたかも自分達中国人が保護していたかのような情報操作行っている件である。無論、日本国政府にユダヤ人難民の保護による宣伝戦の目的などは無いとか、現地でのユダヤ人難民の生活保護に中国人の貢献が全くなかったとは、ブログ主は考えてはおりません。



★現在のユダヤ人の日本に対する認識?(確定では無い)

一部で現在のユダヤ人の若い人に、日本で人道的だったのは杉原千畝氏のみで、それ以外の人達は、それほどの人格者では無かった。と言う評価が出始めているとの情報が聞かれ始めている。(本当にユダヤ人の人が言っているかどうかは分かりませんが・・・、日本人にはユダヤ人かどうかの顔の判別などつかないので)

もし本当ならば、日本人の自虐史観保持者と反日勢力によって流布された情報操作の煽りを信じてしまっている人が出始めた弊害と言えます。

ただし、この辺りの情報は、いまだにチョロチョロと出始めたばかりの情報なので、それほど強く意識する必要は無いと思います。(本当に正しい情報かどうかも分かりませんしね?)

有ったとしても、そうなる事を理解した上で、日本側が、外国人に日本を侮辱させるために流した可能性も有りますので。


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以上を持って、戦中から続くユダヤ人保護の問題が、現在も各国の外交戦略として、意思が乱れ交わる形で利用されている可能性が有る事に関しての考察をさせてもらいました。

最もうろ覚えな記憶を頼りに書いている事なので、真実のところはどうなのかは知りません。間違いがあるかもしれませんので、それを前提に読んでください。

本日はココまで!!


一部参考チャンネル:
 チャンネルくららの「きちんと学ぼうユダヤと世界史」


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