五輪中止

2021年05月18日

大丈夫です! 生きています!



申し訳ございません。ココのところ体調を崩したり仕事が忙しかったりと時間が取れず、ブログの更新が滞っておりました。

決して飽きたわけでは有りません。間隔は空くかもしれませんが此れからも更新は続けて行くつもりです。

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さて、今回は、日本の不況がまだまだ続きそうである事の考察となります。

そんな事は、このコロナ禍の情勢を見れは、言われなくても分かる。と思われる方も多くいると思います。

ただブログ主としては、コロナ禍でなくても日本政府は、日本経済を沈下させなければ成らない理由が有るためその様な経済政策を行うと見なしているため、その様に結論付けているので、コロナ禍であるかどうかは、余り関係が有りません。

第一に、以前当ブログでも述べていたように、

日本と言う国家が「周辺の大国(米中露)のバランスを維持しながら軍拡競争を煽り、実質的な国力を疲弊させる」と言う戦略を行っており、そのバランスがを崩すような経済政策は行えない。

と言う事を前提にした場合、ドルを通じて世界全体にマネーを行き渡らせる事でバランスの調整を行っている現状では、日本の経済成長が米国を上回る状況に成れば、日本の投資家たちは、海外で運用している資産を円に返還し自国に回帰させ行動を取り、資金回収を受けた世界各国が大混乱してしまい、その影響で日本周辺の大国間のパワーバランスが日本の意に沿わない形で激変してしまう可能性もあります。

特に日本に変わって対中戦線の矢面に立っている米国は、中国以上に大混乱しかねません。

そして、その米国ですが、現在2021年5月中旬時点で、雇用状況が思ったより良くなく景気の下支えが必要な状況である事が分かってきたのです。(データとしては4月分となるようです)

そのため米国では、テーパリング(金融緩和策の先細りの意味)を遅らせる模様なのです。100万人を超えようかと予想された新規雇用が三分の一にも達しなかったと言うのは痛かったですね・・・

このため予想よりは米国の景気の回復は遅れていると見なすことでき、そのような時に日本の経済回復が進んでしまうと米国に投資するよりも日本に投資した方が良いと言う環境が整えられ、資本回帰が発生してしまう恐れが有ります。

これ以外にも中国の敵となりそうなインドや東南アジアの国々に資本移動(投資)が進み、中国と渡り合えるだけの力が付いた方が日米同盟には益に成る事から、それらの事象が済むまでは安易に日本経済を回復させる事などは出来ないと思われます。

これら国家間のバランスと言う視点で見た場合、日本経済は回復させない様にする必要が有り、マスメディアや政治家たちのコロナウイルスを利用しての誤情報流布や煽りは、「意図的に緊縮的な経済政策を行っても仕方が無い」と言う風潮を生み出すための事前の情報操作である可能性が有るようにも思えます。

現在の「緊急事態宣言の延長」や「マスメディアが作った五輪中止の風潮」等は、日本経済を如何にして不況にするかの口実作りの為に事前に置かれた布石では無いでしょうか?

無論、各国の経済状況が上向けば、日本政府も国内経済を海外を上回らない程度に回復させる事が可能となるため、不況を維持する必要も無いとは思われますが・・・


そしてもう一つの理由が、「産業構造の変化を行うために不況を利用する」との考えが有るためです。

そもそも産業は、「時代に合った産業、効率的な先進産業」と「非効率的な旧来の産業」の二つが有ります。

安穏として「非効率的な旧来の産業」に人的リソースや資本を割いていれば、新時代が来ているにも拘らず、「時代合った、もしくは効率的な先進産業」に人がや資本が行き渡らないと言う事が起こります。

これを避けるためには、市場原理に合わせ求められていない企業を潰し、そこから溢れた人的資本が強制的に新産業に移動しなければ成らない環境を作らなければ成りません。日本は金融資本と技術は有るので、後は人的資本が移動するか否かの問題なのです。

現在、コロナ禍の混乱を利用した、例えば「外食・旅行産業の縮小と高付加価値化」「ネットワーク社会の発展」「自動車の電化」等は、海外で行われている代表的な新産業創出や産業の高付加価値化であると言えます。

このためコロナ禍や五輪中止を利用した狂騒的な企業潰しは、正に産業間の人材移動を促すには打って付けな、吐き気を催す屑政策と言えるのでは無いでしょうか?


この様に「国際環境に如何に影響を及ぼすか」や「国家の産業構造をいかに変化させるか」を考慮した場合、政治家達は対立しながら、そして政界から電波利権を与えられ実質政府の同盟勢力と見なす事の出来るマスメディアは、日本の生存戦略を理解した上で社会を混乱させているのでは無いかと思われます。

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以上を持って「日本の不況はまだまだ持続?」の考察を終了させて頂きます

なお当ブログで述べている事は、あくまでもブログ主個人の見解に過ぎません。間違い等が有る事を前提の上で閲覧してください。



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