保守系動画

2018年06月02日

今回は時事ネタです。

現在YouTubeなどで保守系の動画が大量に削除されているみたいで、とんでもない事になっているようです。

どこの誰がこの様な事を行っているのかは分かりませんが、完全な言論弾圧と言えるでしょう。

一応、YouTubeの方では「ガイドラインに違反している為」と言う名分を掲げているようですが、動画のどの部分がどの様にガイドライン違反なのかが明確に成ってはいません。

何万件の動画が消されてのですから、全て確認するのは不可能だとは思いますが・・・

ブログ主がネットで調べたところ、「5チャンネル(旧2チャンネル)ハングル板」での祭りが原因と言われていますが、詳しく調べたわけでは無いので真実かどうかは分かり兼ねます。

どこの誰が、どの様な目的で行っているのかは分かりませんが、冗談で行っているにしては余りにも悪質です。

今回の動画削除の件に関し、とある動画制作者が言うには、韓国関連の動画が集中的に狙われて消されているようです。

また別のブログを確認したら「5ちゃんねるハングル板」で"なんJ民"が原因に成っていると言う風分も有ります。だとすれば愉快犯で行っているのか? もしくはリベラル系(左翼系)思想の持ち主が、愉快犯を装い行っているのかのどちらかと思われます。

ただし、このような事を行ってしまっては、逆効果になる可能性が有ります。

当然このような片方の思想に関係ありそうな(韓国関連だけ)動画を大量削除すれば、一般の人からは「左翼系思想の持ち主が主導して、自身の気に食わない情報を発信するYouTubeの動画を消した」と思われ、また保守思想の陣営の人からは「左翼思想家は言論弾圧を行う人達だ!」との声が上がってしまう事になるでしょう。

それを考えれば、左翼陣営に言論弾圧者のレッテルを張るための反左翼陣営の自爆テロと言う可能性も有ります。保守かリベラルのどちらが主導して行っているのかは双方共に可能性が有ります。最も大手のユーチューバーも削除対象に成っていますので、左翼に言論弾圧者のレッテルを張るだけにしては犠牲が多い様な気がします。

またそれ以外にも「韓国関連」の動画に集中しているため、逆に韓国人や韓国人を擁護する人たちの立場を悪くしてしまうのでは無いかと思います。(ブログ主にとってはどちらでも構いませんが・・・)


★動画サイト(YouTube)の失敗

しかし今回の件に関してのYouTubeの対応もお粗末であるとしか言いようが有りません。

一つや二つの動画が消されたと言うのであれば、規約に違反しているという言い訳も理解できない事では有りませんが、数万件かそれ以上の動画を対象に削除をしたのであれば、YouTube側も間違いなく動画のどの部分が規約に違反しているかの確認は取っては居ないでしょう。

動画確認を行えるだけの人員を確保しているとは思えません。通報を受けただけで、もしくはYouTube社内に居る特定の人の思想や価値観を前提にした検問を行ったのでは、YouTubeの動画配信サイトとしての公平性が保てない事を疑わせてしまいます。

更に削除と言う手段を使用したのもマイナスになります。特に政治系ネット動画を挙げている人達(特に保守層)は、自身の発信している情報を否定されたからと言って、否定している論者が保守的な言論から離れた事を言ったとしても、言論の自由を容認する人が大多数です。

今回、左翼層が行ったとしか思えない様な、保守層向け情報の大量削除は、逆に「左翼層は言論の多様性を認めない連中」だと言う認識を保守層に与えてしまい、今後の両者の溝を深めてしまうだけの事かと思われます。

今回の事にとどまらず、既存メディアでも自称リベラル系メディアの勢力は、自分達と考えを別とする人たちの考えを弾圧したり規制したりする事が多々ありますので左派系思想家が疑われるのは仕方ない事かと思われます。

またこのような事が続くのであれば、保守層からYouTubeは言論を弾圧規制する動画サイトであると言う認識を持たれ、離れられてしまうでしょう。またどれだけYouTube側が規制しても、代わりに他の動画サイトに人が流れ、そちらで言論活動が行われるだけなので、YouTubeが行っている確認も無く動画を消去すると言う愚行は、リベラリストの立場を悪くするだけの行いとも言えます。


★ドイツの情報統制
保守系動画の大量削除と言えば、日本では余りニュースに成っていませんが、ドイツではネットでの情報発信が規制され始め、保守系動画(規制した側から言えばヘイト動画)が消されまくっているそうです。

ドイツと言えば、ナチスドイツの弾圧が有名なので、その様なナショナリズムを鼓舞する様な動画を流す事自体を規制したくなるのは分からない事も有りませんが、この様な事を行えば「自分達は正しいと」と言う思いを胸に情報発信をしている人は、反発を覚えざるを得ないでしょう。

そもそもこの様なヘイト動画と決めつけられる情報が出回るのも、グローバル化を推し進め過ぎて、多くの人に不満を抱かせ、ソレを解決せずに推進し続けているのが原因なのですから、動画削除と言う言論弾圧を行うのでは無く、不満を持つ人の意見に耳を傾け、その不満を解消するように努めるのが問題解決の正道かと思えます。

今後このような一方的な価値の押し付けが進めば、遠からずドイツだけでは無く、世界中に極端なナショナリズムが蔓延する事になるでしょう。


★消すならせめて確認をしろ
今回の大量削除の様な件を野放しにした場合、これに味を占めた左派側が、考えなしに自分達の気に食わない動画にいちゃもんを付けて削除依頼をする構図が定着するかもしれません。(前々から問題に成っていましたが・・・)

更に時間を進めれば、保守だろうがリベラルだろうが、まともな議論が成り立たない状況を招くかもしれません。

動画サイト側は、本来は言論の自由を認め推進する側なのに、今回は明らかにヘイト動画と保守系言論動画を区別せずに消しているように思えます。この様な行為は即刻停止し、せめて内容の確認を取り、アップロードした本人にも弁明の機会を与えた上で行うべきでした。

動画をアップロードする場所を提供している会社が、確認も取らずにまとめて削除したのであれば、権力の乱用とも言えるので自重するべきでしょう。

何方にせよ今回の事で、保守陣営は「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」の精神で、左派言論人の言う事を一切信用しなくなる可能性が出てきますし、保守系言論人が団結する可能性も有ります。(何方かと言えばそれを期待している)

まあ、意図的に右派左派の激突を誘発させようとしているのであれば、間違ったやり方では無いと思われますが・・・

今回の削除騒動で唯一良かった事は、「記事を音声で読むだけのパクリ動画」や「音声コピペ動画」と言った、他人のふんどしで利益を得ようと言う動画が削除されたことぐらいでしょう。(ただしこれらの動画も、情報の広域散布と言う観点からは、必ずしもマイナス点だけがあるわけでは有りませんが・・・)


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現在の政治・言論の情報発信関連は、左派系の地上波放送局や新聞社、右派系のネット主体の言論人による保守チャンネルによって、かろうじてバランスが保たれんとされています。

今回の保守系動画大量削除事件は、それらの均衡を崩す事になるかもしれません。

無論左派系の思想が勝利すると言うわけでは無く、危機を感じた保守層がそう反撃に出て、逆に保守層がネットから表に出てくると言う意味です。人類の歴史では、圧力を掛ければかける程、命の危機を感じた勢力が反撃に出て、圧力を掛けた側を崩壊させると言うパラドキシカルロジックが成立してしまいます。

今回も、削除されただけで終わるのでは無く、その後の反撃等の行動も計算に入れた考察もする米だと思い今回の記事を書かせていただきました。


本日はココまで!!

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nh01ai33 at 08:00
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