引きこもり

2019年07月24日


前回の≪1-ロスジェネの人生観≫からの続きとなります。

前回のリンク


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★氷河期世代の人間としての基本能力は?
では此処で就職氷河期世代の人達の人間としての人格や能力はどうなのでしょうか?

巷では就職氷河期世代において"ドロップアウト"や"引き籠り"が多い事に対して、この世代の人に対しての人間としての能力に疑問を抱く人も一定数居ます。

これに対し、「あくまでも引き籠った人の能力が劣っているからであって、就職氷河期世代だからと言って十羽一絡げにして他の世代に劣る世代の人達と見なすべきでは無い」と考えている人も居ます。

しかしブログ主は、この考えに対しても根本的に見当はずれな認識であると思っています。

例え就職氷河期世代でなくても、氷河期世代が社会進出した時期と同じ環境下で社会進出すれば、同じだけの比率で引き籠りや自殺者を出したと考えられるからです。

何故なら社会に出たばかりの新人社会人は、社会経験などは殆どありませんので起業等は出来ません。ですので社会全体で新人社会人を雇い受け入れる環境が作られていなければ、その正社員の椅子に座る事が出来ず、どうしても無職やフリーターに成ってしまいます。

平成バブル崩壊当時は、法律と社会的風潮で先駆世代の雇用状況が守られていた時期で、新社会人用の正社員の席が著しく少なくなっていた時期なのです。

その様な環境下では、正社員でなければ「社会人経験を積んだ」とは見なされ無い環境下でもあり「実力のない人物である」とのレッテルを張られてしまいます。

そして、その後も求められない人材として人生を過ごさなければ成らなかったのがロストジェネレーションなのです。


★なぜ引き籠りやニートは起業が成功しないの?
安易に起業すればよいと言う人も居ますが、起業するにしても先ずはどこかの会社で雇ってもらい経験や人脈や資金を作ると言う下準備も必要ですが、無職やフリーターではこの三点を確保する事はかなり難しくなります。

安易に経験の無い者が起業しても倒産・破産するのが関の山でしょう。

むしろ経験等を有する高齢裕福層こそが起業を行い、新社会人が経験を積みながら所得を得て新たなる起業家として社会に貢献できる人材として育てる責務があるのですが、ロストジェネレーションが社会に出た頃にそれらの社会的責務を果たすべき世代は、人口の割合が多い割には、その様な事は行われませんでした。(バブル崩壊の不況で投資や起業に及び腰だったのも原因の一つですが・・・)

無論これは戦中世代と団塊世代を指します。一応彼をの行動を弁護するとバブル崩壊による不景気と将来を見据えた不動産購入を行った人が多かったため、どうしても自己の所得を安全に確保しする必要があったため、立場の弱い新社会人(当時の就職氷河期世代)にその負担を背負わせたのだと考えられます。(そうしなければ彼らの生活やロストジェネレーションを始めとする子世代の生活も崩壊してしまいます)

また政府自体が、先に社会進出している人の雇用を守るルールを維持し続けたのと、常に労働市場を飽和状態にし、雇用の需要より人材供給が多い環境を法制度で作り上げていた事も原因だと考えられますので、全てが全て「前世代の人こそが社会人としての能力が低かったから後の世代を助ける事が出来なかった」と決めつけるべきでは無い事も重要認識として心の内に留めて置くべきだと考えられます。

なお欧米を例に出し、日本がバブル崩壊項停滞しているのを揶揄している人も居ますが、これは日本のバブル崩壊と景気対策が中途半端で、不景気から脱出できない事で貯め込まれたマネーが低金利で世界に出回った事で生じたグローバルバブルの恩寵を受けただけで、彼ら欧米人の能力が日本人に勝るからだと言うのは少し違うと思います。

特に米国では、企業家が会社を倒産させても個人の資産で会社の借金をマイナスになるまで保証する必要が無いため、負債を株主や債権者に押し付ける事が出来る構造になっており、そのシステムのおかげで起業自体が行いやすいと言う点も割り引かなければ成りません。


★問題は「世代内格差」では無く「世代間格差」だった
バブル崩壊から現代まで続く就職氷河期世代以降の世代に対する社会構造と風潮は、第二次世界大戦前の戦前世代よりも酷いか使いを受けていると言えます。

当時の人達も命を掛けさせられ戦地に送られると言う点で言えば、現代の人よりも酷い待遇であったとも言えるのですが、それでも人手として、必要な存在として求められていた事は確かですので、そこに自分達の存在意義を見出す事も出来たかと思われます。

ですが現在の「ロストジェネレーショ以降の社会から距離を置いた人たち」は、存在そのものが求められていないと解釈されても仕方の無い社会環境でも有りました。

「人手が足りないから求められている」と考える人も居るかもしれませんが、ソレは「低賃金でも働いてくれる労働力としての価値」で、結婚を行い、家庭を持ち、子を産み育てる事の出来る賃金で雇い入れないと言う環境では、人として必要なわけでは無く「機械」や「労働奴隷以下の存在」として欲しているだけで、真に人間として求められている訳では無いと見なされてしまいます。

この「"予め経験した社会人としての能力"と"法律"と"税制"によって守られた雇う側の世代」と「雇われる側の世代」の立場の落差から生じた環境により、雇われる氷河期世代を下着姿で極寒吹きすさぶ荒野に放り出し、雇う世代は若者からはぎ取った衣服を身に纏いながら暖房のガンガンに効いた温室でアイスクリームを頬張り「なぜ若者が寒がっているのか理解できていない」と言う状況を成立させてしまい、問題の解決を複雑化させてしまったのだと考えられます。

これにより当時若者だったロストジェネレーショが「寒い事は分かっているのだが、何故自分達がこの様な状況に追いやられているのかが完全には理解できていない状況」で社会人生活を開始し、その問題を解決する意思と能力が日本の社会になかった事が、問題を根深いものにした最大の原因では無いでしょうか?


★不況世代の価値と価値観
上記の問題があったとしても、バーンアウトしたロスジェネが社会経験不足からくる武器の少なさが生じている事は紛れもない事実で、この事が引き籠った人の社会復帰を更に難しいものとしている事もまた事実です。

では彼らには武器と呼べるものは有るのでしょうか?

これに関しては、有ると言えば有りますし、無いと言えば無いようにも思えます。

①能力の無さが需要を生み出す
今までは雇用市場が買い手市場でしたが、現在は少しづつ売り手市場に成りつつあります。この事からたとえ能力の無い人でさえも雇い入れ、労働力として戦力としなければ成らなくなります。

企業は長い不況で買い手市場だった過去に、労働者の賃金を抑える事で、また給与に反映されない労働を押し付ける事により、労働単価を抑え利益を確保する会社が続出しました。

これは低賃金で労働させると言う労働者への負担を押し付けにより成立した事なのですが、人手不足になればこの論理が通用しなくなるため、どうしても低賃金過重労働以外の方法で付加価値や効率化を図らなければ成らなくなります。

この事からたとえ「"引き籠り、能力を育てられなかった人"でさえも効率的に育て、付加価値の高い仕事を行わせる能力」を企業として固めなければ成らず、この能力を高める事で、労働者を低賃金で使い潰す会社としての評価を覆す事も出来る様になり、今後の人材不足時代で生き抜く企業としての能力を強化する事に繋がると考えられるのです。

これは「海外などの外部世界から過剰なまでの人員を受け入れなければ、自然に労働者需要不足で移行できるはず」です。


②真の価値を見出す
ロスジェネは就職氷河期を経験し、平均的に所得も低く、世のモノに価値を見出す事が出来ないため、限られたモノや行為に価値を見出すようになった世代とも言える。

更にその中で引き籠った人の価値観は「人が生きる上で"真に必要なモノ"を選び取る事に特化しているのでは無いか?」と考える事が出来ます。

無論、他者によって養われているような人は別ですが、自己の資産を切り崩して生きているのであれば、消費すると言う行いにシビアに成っている筈で、この様な人達に認められるサービスや商品であれば、それは購入する価値のあるモノであると言えるのでは無いでしょうか?

ただし余りにも追い詰められて、自分自身にも価値を見いだせない人だった場合、他人の命さえもゴミのように見て、その価値観の下で物事に対応する恐れも有ります。

これに関しては、彼(彼女)等にその様な価値観を抱かざるを得ない状況に追いやった社会全体の責任でもあり、これで何らかの問題を起こす恐れも有りますので、注意は必要かと考えられます。


★バーンアウトした人達が求められる状況が作られれば・・・
上記の事から「人手不足からなる所得の上昇」と「求められる事」が生ずれば、「自身は必要が無い人間」と言う認識を持った人達にとって、この上もない救いとなるのですが・・・

現在政府が行っている労働移民の受け入れが、改善の途上にある日本社会の全てを破壊する恐れも有ります。これに関しては、保守系言論人と見なされている人からもこの移民受け入れは批判されており、今現在彼らの中では急激に安倍自民党の評価が落ち始め、あからさまに自民党を信用しない風潮が生まれ始めています。

またこのような自民党の姿勢が示されている限り、引き籠った人たちは「やはり賃金も上がりそうにない、中途の雇用改善も無さそう」と考え、生きる事を諦めてしまう人も出てくるでしょう。

毎回政府は社会から見捨てられた人を助けなければ成らないと声高らかに叫びながらも、効果が限定されている政策や逆の事を行っているからバーンアウトした人達が労働市場に戻らないのです。


「君が必要だ!」(奴隷としてでは無く)


との認識を社会全体で抱き行動する事こそが、引き籠った彼らを現世呼び戻す真実の行動では無いかと考えられます。

と言っても現状の政府のやり様を見ている限り期待薄だとは思いますが・・・

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以上を持って「就職氷河期世代の人生観」を考察した記事の後編を終了しようと思います。

今回言いたかった事は、「社会環境が人を引き籠らせるに至る構造を構築しているにも拘らず、環境と意識を改善せずして問題を改善する事は出来ない」と言う事を述べているのであり、政府の行動は改善しない様な努力であるため、今後この社会環境から生じる混乱が生じても致し方ないと言う認識を国民が共有する必要が有ると言う事です。

これは日本の「地理的位置から導き出せる戦略」や「ジャパンマネーの世界への注入」と言った政策を前提とした場合に導き出せる国内環境構築から生じる被害で、これを放置している限り同シリーズで述べている引き籠った人の将来的なテロリスト化のリスクは増大するモノと考えられ、放置すれば社会全体で負債を支払う事になるかも知れません。

日本で生きている限りこのリスクから逃れる事は出来ない上に政府も信用できるものでは有りませんので、一個人が団結し努力する事でこの社会構造の不備に立ち向かわなければ成らないと考えられます。


本日は以上となります。

関連リンク
氷河期世代シリーズ

消費税シリーズ


nh01ai33 at 07:00

2019年07月22日


本日は、少し間をおいていましたが就職氷河期世代(ロストジェネレーション)シリーズで、彼ら世代の人生目的に関しての記事となります。

就職氷河期世代(ロストジェネレーション)と言えば、バブル崩壊以降から約十年間の間に社会に出た人達と定義されています。

この定義は若干不適切で、就職率がバブル崩壊後約十年の間悪化し続け約十年後頃が最悪だっただけで、それ以後少しづつ好転したため最悪の時期を過ぎ切ったと認識した社会側が最悪に至り着くまでの期間に新社会人として社会に進出した世代を就職氷河期世代と決めただけで、実際はそれ以降もバブル期景気以前の安定した居た頃に比べれば、企業側の雇用意欲は弱いものだったため、実際には世界金融危機直前までの不安定雇用期間に社会に出た人たちと考えた方が良いでしょう。

しかもその後金融危機で再び雇用情勢が落ち込んだため、就職氷河期序盤から就職や職場に恵まれなかったのであれば、20年以上の長期に渡り不遇な環境で働かざるを得なかった人たちと定義づけても良いと考えられます。

何故この世代の人達は、他の世代に比べると無職に陥ったまま社会復帰出来ない人が多くいるのでしょう。

今回はそれらの事象を「人が人として生きるために持つ夢や意欲」の視点から考察して行こうと思います。


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★人生の目標
今回の考察を行うに当たり、一番最初に定義しなくては成らない事が「人が生きる目標」です。

まず第一の目標が、「生存のための生存(自己生存)」と言う事が大選定に有ると考えられます。

これ以外の目標があったとしても、まずは自身の生存が確立されないのであれば、他の目標を果たす事自体が不可能ですし、人間だけでは無く他の生物も生存の為にあらゆる手段を尽くし生存本能を満足させてる事から、この目標が生きる上での基盤に成っていると考えられます。


生きる上での第二の目標が、「子孫を残す(子孫繁栄)」です。

無論これも人間だけでは無く、他の生物もこの論理に従って生を謳歌しており、第一の目標と連動した生存理由として上げる事が出来ます。


そして第三の目標として挙げられるのが、人間特有の生存理由と言える、「生きるためでも子孫を残すためでもない、それ以外の"夢や理想の実現(自己実現)"」です。

これは他の生物には確認できず、人間特有の生存理由となります。

この第三の理由は、第一の「自己生存」と言う生存目的と並列する形で成立はしますが、人によっては第二の目的である「子孫繁栄」とは重なる事無く成立してしまう事も有ります。


この人生目的において、「自己生存」人生目的は、第二第三の目的の基盤になり、この目的を達成できないのであれば、第二第三の目的を完遂する事は出来ません。

また逆に第二の「子孫繁栄」と第三の「自己実現」は、それを実現する過程で「自己生存」と言う目標を達成しますので、結果的に第一の目的の基盤達成を導く事になります。

そして現在ロストジェネレーションと呼ばれる人で社会復帰できない人達は、この生きる上での目標において「自己生存」は可能だが、それ以外の「子孫繁栄」と「自己実現」が成し得ない環境に追いやられた事が原因だと考えられます。



★労働目標の設置位置から労働意欲が決まる
上記の生きる目標の理由三つを、働く理由のと連動させ考えた場合、就職氷河期世代でバーンアウトした人が少子化に貢献してしまっている現状を考察する事が出来ます。

以下が労働の理由と人が生きる目標を連動させたものです。

①自己生存(生きる上での最低限の所得確保)
まず自己生存を達成する為の労働は、必要最低限生命維持を行える分の所得を稼ぐ目的で労働する事が挙げられ、これを達成するのは個々人によって難しく感じる人は居れど不可能な人はそれほどいないと考えられます。

②子孫繁栄(稼いだ余剰所得で家庭を持つ)
子孫繁栄を達成する為の労働に関しては、稼いだお金の余剰分を投入する事により、自身の人生のパートナーと共に、二人の遺伝子を受け継いだ子を残し、起こした家庭を維持するため労働を行う事が挙げられます。

これは最低限自己を保つだけの"①"とは違い、二人で最低三人分の生命維持の所得を稼がなければ成らず、そのハードルは比較に成らない程に高くなります。

③自己実現(夢や野望を実現する過程で必要なツール)
自己実現を達成する為の労働とは、自己の有している"①"と"②"に属さない何らかの実現目的を指し、本来は必ずしも労働と言う行為を経由するモノでは無い。

ただしこの場合の労働と言う行為は、その自己実現に近づくために必要な道程として労働と言う行為を介しているだけで、この自己実現と言う目標は、人によって重要度が違い、時には"①"や"②"より重要度の高いモノとして目標とする者もいる。

このため自己生存はともかく、子孫繁栄のための所得取得を度返しした労働を行う者も存在する。


★ロスジェネの労働目標
上記の定義を基に就職氷河期世代の人生において刷り込まれた大まかな価値観を労働目的に当てはめると、

"①"の自己生存に関しては、生きる上での最低限度の所得確保は変わらないと考えられる。

"②"の子孫繁栄に関しても価値観的には他の世代と変わり様が無いが「就職氷河期世代以前の世代」と「就職氷河期世代以降の世代」で違う事は、環境の違いで所得が極端に落ちた就職氷河期世代以降の世代は、この目標を達成できない人が続出したと言う事が挙げられる。

ここからが重要なのだが、では"③"の自己実現に関してはどうなるのだろうか?

彼ら就職氷河期世代は、前の親世代の人生や当時の社会風潮を見て自身の人生の目標を設定しているが、彼らの社会進出する前の時代は「"国民総中流"で、働き結婚し幸せな家庭を築く事が良い事だ」と言う風潮があったため、氷河期世代にとって"②"の子孫繁栄と"③"の自己実現が、同じ労働目標の結果得られるモノであると定義している人が多くいると言う点です。

つまりバブル崩壊による長期不況の影響で所得が確保できず、実質的に"②"の子孫繁栄が剥奪された時、同時に"③"の自己実現も実現できない状況に追いやられてしまったのである。

この状況が20年以上の長期に渡り定着したため「子孫繁栄と自己実現を達し得ないと悟った就職氷河期世代以降の低賃金労働者は、時期的に個人事の違いはあるとはいえ、目標を失った事から最後に残った目標である"①"の最低限度の自己生存の行動のみをとるようになった」と考えられる。

そして自己の生命の維持だけが目的であれば、働く時間を減らし、食を減らし、行動しない事で効率化を図り、より低コストで達成する事が出来るため、資産をある程度蓄えた人などは、労働市場から撤退し、引きこ籠ってしまったと考える事が出来る。

これが就職氷河期世代で引き籠りが多くなってしまった理由では無いのでしょうか?


★前世代の罪業
前述の事から、就職氷河期世代において引き籠りが多くなった原因は、確かに本人たちの目標設定不足から出た問題でも有ると思われるのですが、それ以上に目標を人生目標を破壊し自己の都合により「"自己の生存だけしか成し得ない社会環境"を作った前世代の人の責任」を無視する事は出来ません。

特に団塊の世代は、更にその親世代である戦前世代が人をゴミの様に使い潰す社会にしない様に努力した結果の社会と教育を継承したにも拘らず、実力主義と言う名文句を盾に「先に社会に出て経験を積んだ人が優位に立ち、後発世代を使い潰しても、圧倒的数の優位で言論を封殺できる社会」の維持を行ってしまい、現状の社会構築に一役買ってしまった。

本来人間の生において世代ごとの役割は、先に社会進出している世代が人生の生きる意味を己の行動を持って体現する事で、後発世代を導く事をしなければならず、この連鎖が人の営みを作ってきたと言えます。

ですがバブル崩壊以後に日本において、夢や希望を与え人の進み道を示さなければ成らない先駆世代は、その勤めを全うできず自己の生活を確保するための資産維持と所得確保の負担を、後発世代に労働賃金低下と労働環境劣悪化に追いやる事で実現してしまった。

この最低限子孫を残すための社会環境さえ残さなかった事が、就職氷河期世代以降の人達に自己の生存確保だけの行動に追いやってしまい、結果子孫を残せない環境下から引き籠り増大や少子高齢社会の扉を開いてしまった。

この前世代が作り上げた社会に対しての幻滅こそが、「引きこもり、少子化、高齢化」の最大の原因であると考えられる。

自分達の国民総中流と言う理想を提示したにもかかわらず、後の世代にその理想を実現できない環境を押し付けたのは、非常に悪質なマッチポンプと言えます。(自覚は無いでしょうが・・・)


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以上が「就職氷河期世代の人生観」の前編となります。今回は記事が長いため続きは次回となります。


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