政党

2019年06月15日

本日は、ネット界隈の保守系動画チャンネルや組織において、政党の結成を思わせるッ行動が相続いている事に関しての考察となります。

2007年の世界金融危機から始まる世界的不況は、日本を含めて世界各国で政権交代を促しました。

その後日本でも政権交代からなる政策の急転換等で混乱が生じ、数年も経たないうちに自民党政権に返り咲き現在に至る政策が続けられています。

ほかの国ではともかく、日本で第二次安倍政権が発足した当時、喜んでいたネットメディアでの保守系言論人と認識されている人々も、日本よりも海外を、日本国民より外国人を優先したかのような政策を推進しているかのようにしか見えない現政権に対して、いい加減我慢の限界を迎えたのか、保守系チャンネルの運営者達も安倍政権を信用できなくなったのか、ついには政党の立ち上げを行い始めました。(ブログ主が稀に視聴している"チャンネル桜"もそうです)

その後、他の保守系チャンネルも先を争うかの如く、言論活動だけでは無い、政治活動も前面に押し出した運動を開始し始めました。

分かっているだけでも、

チャンネル桜の「日本保守党(選挙立候補・政治活動)」
チャンネルCGS「政治DIY(政治活動)」
スタンダードジャーナル「エア野党(政治活動、選挙立候補は行わない)」
文化人放送局・報道特注(元々政治家が運営に携わっている)

が有り、文化人放送局に関しては、元々政治家である足立康史氏と和田政宗氏が設立から携わっている様なので外すとしても、それ以外のネットチャンネルでも言論活動だけでは無く、政治運動も本格的に行う動きを見せ始めている。

ただこの少し前に虎ノ門ニュースに出演しているお二方(KAZUYA氏×青山繁晴氏)の事で、保守層間で賛否両論が有り、思想面で対立が生じるが如き混乱が起こっている。(詳しくは自分で調べてください)

この様な外部から見た場合、対立軸が生じていると思えてしまう現状では、特色を前面に押し出すと言う点ではいいかもしれないが、根本の部分で相反する部分があった場合、社会変革を促す勢力にまで育たなくなる可能性も出てくる。

また当ブログでの考察の参考にしている三橋貴明氏と上念司氏&倉山満氏の間でも亀裂が入り袂を分かれている。

ある程度の対立軸があるのは多様な意見の提示と言う意味で効果はあるが、現時点で立候補を前提とした投票活動を行うと言う視点で見た場合は、互いに争っているように見える現状から、票の分散効果しかなく、現状では保守的価値観を有する人たちが何処を支持すれば良いのかの混乱を誘発する恐れが生じてしまう。

このまま雨後の竹の子のように生えて来た政治活動組織を放置すると、統一的な見解が提示できず、影響力も行使できないまま、保守系の考え方を有している有権者のガス抜きだけで終わってしまう可能性が有る。


★準政党立ち上げラッシュの意図は?
上記の事から今回の保守系と思われる言論チャンネルの政党立ち上げラッシュは、居つくかの疑問点と可能性が考えられる。

ソレは将来的に本格的な保守移民反対政党を作るための準備、もしくは作らせないための布石として、保守系動画チャンネル等での次世代政党候補の乱立が、保守系言論人達の連動もしくは政府が介入して行っている可能性を推測させると言う事である。

以下に五つの可能性が考えられる

①多くの保守系動画チャンネルが政府と連動
まず最初に「将来的にインターネットが主流メディアになる事を予測し、そこから出現する勢力が情報面で有力な政治勢力になる可能性が考えられる事」と、また「日本周囲の大国間の地政学的なパワーバランスの変化から、今まで通りリベラル系の誇りと国土を切り売りする政党だけでは無く、保守系の政党も必要になる事」を予測し、将来的な国民をコントロールする勢力として政党を起こすための布石として、政府と保守系言論者の間で合意の上で、準政党の乱立が行われている可能性です。

保守系の勢力は分裂しない様に一つにまとめた方が良いように思えるが、多様な戦略を汲めるようする事と、現時点では大勢力にしたくない可能性も考慮しなくてはならないため、現状の出少数準政党が乱立している事は、必ずしも保守層の不利益には成らない。


②一部の保守動画チャンネルが政府と連動
"①"とほぼ同じだが、さすがに政府と多くの保守系動画チャンネルの言論人が連動して動くのは無理であるため、一部の保守系動画チャンネルの人が、保守系の言論界の間をコントロールする目的で行っている可能性がある。


③保守陣営内で連動して
三つの目可能性としては、保守系言論人が保守に見えていた安倍政権を信用できなくなり、連動する形でこの度の準政党立ち上げラッシュを行った可能性である。

分裂して立ち上がっているのは、将来的に統合するが、現状では睨まれたくないための擬態である可能性を推察できる。


④保守陣営内で対抗意識が生まれて
四つ目の可能性としては、保守系動画チャンネルの言論人の内で対抗心があり、競争意識から準政党を立ち上げている可能性で、いわば足の引っ張り合いである。


⑤偶然
最後の可能性としては「ただの偶然」で、いくらなんでも考え過ぎだろうと言う事です。


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以上を持って「保守系言論者達の政党立ち上げラッシュ」の考察を終わりにしたいと思います。

今回の記事もあくまでもブログ主個人の主観で考察した事で、真実では無い可能性も有ります。そのリスクを前提の上で閲覧してください。

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