氷河後退
2018年07月21日
本日のお題は「地球温暖化の疑問」と銘打ちまして、世間に流布されている地球温暖化問題に関してブログ主が抱いた疑問を考察して行こうと言う記事となります。
まず知らない人は殆どいないとは思いますが、「地球温暖化問題」とは、何なのでしょうか?
ソレは、人類が産業革命を実現させ、文明を大量生産大量消費社会にし、それに伴った化石燃料の大量消費により起こった、文明の側面に当たる問題だと言われています。
「化石燃料を大量に使うと、化石燃料の内部に保存されていた"二酸化炭素"やメタンなどの温室効果ガスが放出され、それらの濃度が一定以上に達すると、地球の温暖化(気温の上昇に伴う自然環境の変化)が起こる」と言う事らしいです。
二酸化炭素が大気中に一定以上の濃度で存在した場合、太陽からの熱を地球内部から地球圏外に逃がさない現象を誘発させてしまい、熱がこもる事により気温の上昇が起こり、地球温暖化となるらしいです。
詳しい事はそれ以上分かりませんが、これは1970年代に金星の大気を調べたところ、二酸化炭素による温室効果が確認された事による問題の発覚のようです。その後の1980年代後半からは、本格的に温室効果ガスの削減を行う事が世界レベルで始まりました。
しかし近年に入り、この地球温暖化現象の有無を疑問視する声が大きくなり始まました。
「温暖化が叫ばれ始めて以降の気温が、地球全体で見た場合、実はそれ程上昇していない事が発覚」
「昔の気温系の精度が良くなく誤差が有り、本当に温暖化が進行しているかに疑問」
「ヒートアイランド現象(コンクリートジャングルによる都市部での温暖化)と地球全体温暖化を誤認しているのでは?」
等々の様々な事が指摘があり、地球温暖化自体が疑問視されている状況と成りつつあります。
ですがソレでも地球温暖化とも思える弊害がいくつか確認されている事も事実です。
代表的なモノは「海面の上昇」や「降水量の増加」等が上げられます。
より大きな視点で歴史を見た場合、1000年前頃から100年前頃まで小氷期と言うミニ氷河期とも言える時代が有った事や、それ以前はある程度温暖な時代が有った事を考慮すると、「現在の地球温暖化は人間の手によるものでは無く、ただの自然現象である」見なす事も可能です。
また更に大きな視点で地球の気象変動を見た場合、現在の時代は、「恐竜の時代より寒冷化している」と見る事も出来ます。実際地球温暖化が問題視される一昔前には、地球寒冷化の方が問題視されていたぐらいです。
以上の事から地球温暖化現象に関しては、人によって様々な意見が提示されている問題である事は確かなようです。
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★地球温暖化の問題点と言われている事
①極点の海氷の融解
地球温暖化現象における問題点の代表なモノが、この海氷の融解による海面の上昇と、それによる陸地沿岸部の水没です。特に危機的問題と思っているのが、標高の低い国土を有した島国で、必要以上に海面が上昇した場合、自国が海面下に水没し、国土が無くなってしまうと言う恐れを抱いているようです。
最もこの沿岸部の低地国土の沈没に関しては、少しばかり疑問が有ります、そもそも極点に存在している海氷の融解と言っても、海氷の大部分は海の中に存在しており、それら海面下の氷塊が解けて海洋に溶け込んだとしても、質量的に水量の上昇は限定的と思えるからです。
氷山の一角と言う言葉あるほど海に浮かぶ氷山は、その大部分が海面下に隠れており、既に海面上昇に貢献している状況であると考える事が出来、溶けたからと言って海の質量自体が爆発的に上昇するとは思えません。
海面の上昇と言うのであれば、水は温度が上がれば質量が膨張するので、地球全体の海洋の温度が上昇した場合、海面が膨張し、その膨張した水分量を許容できない様な低地が海面下に没するという説の方に理が有ります。
これならば水害の増加等により、小さな島国の国土が削られて、国土が無くなる可能性が高くなる。と言う言い分に信憑性が出てきます。
しかしこの説には、問題が有ります。北極の海氷が縮小しているのは確かなのですが、逆に南極全体を覆っている氷塊の量は、むしろ増えているという研究結果が出たためです。
それだけでは無く、ヨーロッパのアルプス山脈において氷河の量が少なくなっている事は、有名なのですが、アジアのヒマラヤ山脈においては逆に氷河の量が増えているという観測結果が出てきており、「地域によって温暖化や寒冷化の度合いが違うのではないか?」と言う事を言う人も出始めているようです。
最もブログ主は、次に挙げる事が原因で、一部の地域での氷河の拡大が行われているのでは無いかと考えています。
②気温の上昇
地球温暖化現象における重要な要点が、二酸化炭素やメタンを放出する事により、太陽から届く熱を地球外に反射放出にする大気に膜を作り、熱を溜め込む事により温暖化を進ませると言う点です。
これは金星の大気成分を分析する事により発覚したと言われていますが、本当の処がどうなのかは分かりません。(ブログ主には金星が地球より太陽に近いのが原因では無いのか?と思う事が有りますが、よくは分かりません・・・)
最も近年の温暖化が温室効果ガスによるものなのか、都会のコンクリートジャングルによる熱の貯め込みと夜間の放射熱によるものなのかの判断がつきません。確かに昔に比べて気温が上昇したような気がしないでも有りませんが、マスメディアが頻りに異常気象を騒ぎ立てるため、印象が刷り込まれているだけの可能性も有ります。(とは言え昔に比べると明らかに暑くなってるよね・・・)
③大気中の水分量の増加による水害の増加
近年水害が増えているのは、先ほどの気温上昇が原因では無いかと思う事も有ります。地球全体の気温が上昇した場合、当然海水の気温も上昇する事を意味しており、水の温度が上昇した場合、気化して大気の水分密度を増やす効果が予測されます。
そうなれば一定の高度にまで到達すれば雨や雪になり地表に降り注ぐ確立と量が増加します。近年での降雨量と降雪量の増加は、それが原因なのでは無いかと予想しています。
この大気中の水分量の増加による降雨量や降雪量の増加が、先ほど言ったヒマラヤ山脈や南極での降雪量の増加に繋がっている可能性が有ります。
そして此処に来てもう一つの疑問が沸きます。
北極海や一定以上に低い山脈地帯での氷河が解けたとしても、南極大陸や一定以上の寒冷な高地で形成される氷床の量は増えてしまうので、海面の上昇は起こらないのでは無いかと言う疑問です。
ヨーロッパのアルプス山脈の氷河が解けるのは、温室効果ガスによる温暖化が原因なのかどうかは分かりませんが、溶けている事は確実のようで、これは純粋に寒さが足りない事は原因かと思えます。
北極海の海氷が解けるのは、遠くアメリカ大陸地殻のメキシコ暖流が、大西洋を越えて北極海近辺まで流れ込む事が原因では無いかと予測できます。これは大気中より水中の方が熱の伝導が行われやすいのが原因で、メキシコ暖流の熱が北極海の海氷の冷気を奪う事が北極の海氷縮小をもたらしていると考える事ができるのです。
では「ヒマラヤ山脈の氷河や南極の氷床は如何なのか?」と言うと、純粋に「高度が高すぎて寒すぎるため氷が解けるより形成される速度の方が早い」事と、海流(暖流)に接していない為、氷回以上の温度を持つ存在と熱交換による氷解が起こらない事が原因と思われます。
と言う事は、北極海の海氷や一定以上の地域での氷河が氷解する以上に、南極や一定以上の寒冷高地で氷床が形成され増加し続けるた場合、いずれは北極海や一定以上の地域で溶けた氷以上の氷床が作られ、海水の質量が減るのでは無いかと予測できるのです。
これは本当に温室効果ガスによる地球温暖化が起こっている場合に関しての考察です。最も温室効果ガス以外による地球温暖化が起こっている場合もこれに当たると思われます。
本当に地球温暖化が起こっているのであればですが・・・
★本当に温室効果ガスの削減をしたいのであれば・・・
ブログ主は、現在の温室効果ガスに関しての世界的な風潮に関して疑問を抱く事が有ります。それは本気で温暖化問題を解決しようと言う気が有るのかと言う疑問です。そもそも世界経済が拡大している現状では化石燃料の消費の拡大は止めようが有りません。
どれだけエコ発電だとか省力化だとか言っても、増大する人口とソレを維持する消費と生産力を考慮した場合、焼け石に水だと思われます。
ならば人類が行わなければ成らない事は、温室効果ガスを排出する量を減らすのでは無く、温室効果ガスを「温室効果ガスから別のモノに転換するサイクル」を作るべきなのでは無いでしょうか?
それらのサイクル造りに最も適切なのは、温室効果ガスを吸収し自己の成長に使うとともに、酸素の排出を行う樹木等の生物を育成する事なのでは無いでしょうか?
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と言う事で自然環境の観点からの地球温暖化に関しての考察を終了させてもらいます。
正直なところブログ主は、地球温暖化が起こっていると思っていますが、それが人類の文明社会の拡大により起こった事であるかどうかに関しては、疑問を有しています。と言ってもあくまでも素人の考えなのでそれを前提の上で記事を読んでください。(間違いも有るかも知れないよって事です)
後、今回は「自然環境の観点からの考察」と言いました通り、言いたい事はこれだけで無く、次回は「地政学の観点からの見た地球温暖化対策」に関しての考察となります。
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